2025年 1月19日
| 【VR】SimVibe → SimHubへ切替【SIM】
| ひる |
| 初代Assetto Corsa + 初代Oculus Rift(CV1)環境を構築した2016年に、SimVibeを導入しました。 安物振動ユニット+激安アンプのデバイス構成に、SimXperience社のSimVibeアプリ「SimCommander4」を組み合わせ、かれこれ8年半運用していました。

ドライブゲーム利用には何も不満はなかったのですが、2020年にMicrosoft Flight Sim + フライトスティックを購入すると、SimVibeでも対応していたため適用したのですが、残念ながら動作が不安定でSimVibeとMSFS2020を同時起動すると途中でゲームがフリーズする羽目に。 いろいろ試行錯誤しても解消できず、SimVibeのサイトでも動作不安定は認識されているのに数年経っても改善されないまま放置。 やむなくMSFS用に他の振動アプリを探し、老舗のアプリ「SimShaker」を見つけて導入したものの作者がロシア人のため、有料版を課金しようとしたら「ウクライナ問題のため、現在ロシア向け送金は出来ません」とのことで無料版しか利用できず。 無料版では制限も多いし、そもそもまともに動かないこともある上、設計が古いため常駐アプリが多くて管理が面倒。
5年ほど前から存在は知っていた今回のSimHubというアプリ、元々はレースゲームのダッシュボードアプリとしてリリースされたと思っているが、数年前に振動ユニットにも対応していたので、以前試したことはあったのですが当時はうまく動作せず、SimVibeを継続利用していました。 しかし、こないだ久々にSimHubの無料版を試したところちゃんとウチの環境で動作するようになっており、しかもMSFSを含むフライトシムにもいくつか対応済。
 MSFSでの動作も安定しており、これなら乗り換え可能だなと踏んで有料版に切り替えました。 SimHubの有料版は寄付ウェアとなっていて、金額は自分で決められるので最低価格の7ドルのみ支払いました。 最近はこの手のアプリは大抵サブスク化していて、毎月支払いが必要なものも多いですが、買い切りで利用できるSimHubは良心的。 SimVibeは89ドルとだいぶ高かったですが、当時は他に選択肢はなかったし、まあ8年半使ったのでヨシとしましょう。
しかも一昨日リリースされたばかりのAssetto Corsa EVOにも速攻対応済。(リリース当日にアップデートが来た) 今や振動ユニットアプリとしてのシェアは多分最多となっているからか、この素早い対応は助かります。
しかし問題が2つ。 まずはFanatecのペダルユニット「ClubSport Pedal V3」のクラッチが動作不安定になったと思ったら動作しなくなりました。 アプリの不具合かと思ってドライバ類の再インストールをしましたが改善しないので、やむなくコクピットから取り外してみました。 よくよく見てみるとクラッチ用のセンサーの配線が切れていたので、繋ぎ直したら動いて一安心。 ペダル購入時は4万円台だったのに、今や円安の影響で6万円台になっており買い替えとなると高額出費が必須。 デザインも性能も気に入っていて買い替えする気なんてまるでないので、単純な故障ですぐ直せて助かりました。
もう一つの問題は、くだんの振動ユニット。 2つのうち1つしか振動してないカンジだったので調べてみると、シート下に設置してある振動ユニットの配線が外れてました。 こちらの配線は切れたのではなく単に端子のネジが緩んだだけ。 これまた単純な故障ですらない状況だったので安心してネジを締め直し、アクセスしにくい場所なのでまた緩まないようレンチで増し締めした瞬間。 バキッと端子が割れました。 そして端子がもげてしまい、分解することも出来ず、再接続不可能となりました。

なんでこんなバカなこと・・・と落ち込みましたが、どうすることもできない。 5000円弱の振動ユニットですが、これまた今買おうとしても同等品は倍近い価格。 まあとりあえず1個は残ってるので、一旦はこのままでいいや・・・ということにしました。 振動ユニットは1つが3万円以上するものもあり、もちろんそっちの方が高性能だと思うので、いずれは買い替えたいなあ。 | | | |
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