2022年 3月27日
| 【PC】モニター買い替え(12年振り)
| よる |
| 2010年にTV用として転用して使っていたDELLモニタのバックライトが壊れ、「繋ぎとして急遽購入した」現在のイイヤマモニタですが、あれからなんと12年、まったく壊れる気配もなく元気に稼働しています。 これまでは壊れる壊れないにかかわらず、最大5年程度で買い替えていたPCモニタですが、今時ただのフルHDで且つリフレッシュレートも60Hzしか出せない、12年前ですら1万円台という激安なイイヤマモニタなのに特に不満もなく利用してきました。 特に4Kモニタとか高リフレッシュレートとか、必要と感じなかったし、色合いが不満とかもなくなんの不具合もなかったので。 一時期レースゲームのために3画面化を検討したこともありましたが置き場所がなく、VRの登場でそもそもレースゲームをPC画面でやる必要性もなくなった(VR対応ゲームしかほぼやらない)ため、高解像度や高リフレッシュレートの需要がなかったのです。 もちろんゲーム用途に関しては今も同様です。 しかし最近、DTMや動画編集などに凝りだしてしまったせいで編集画面の狭さが浮き彫りになり、4Kは別にいいけどウルトラワイドだと作業性が上がるかも、とちょっと気になっていました。 さらにどうせウルトラワイドなら、湾曲画面なんか今風で良いよね、と割とミーハーなカンジで欲しいものリストなんかに入れてたら、タイムセールで55000円が50000円になってたのでつい買ってしまいました。
 LGの34インチ3440x1440(UWQHDだっけ?)の液晶のヤツです。 狭いコクピットにこれまでの24インチでもギリギリだったのに、34インチなんか設置できるのかと思いましたが、まあなんとか置けました。 ただし、これまで使っていたVESAのモニターアームに付けてみたら重すぎて支えられなかったので、やむなく付属のスタンド固定にします。 なんせこれまたタイムセールで購入した3500円くらいの超安物モニターアームだった(それも5〜6年前)ので、34インチは規格オーバーの模様。 まあLGのスタンドは昔からあまり邪魔にならないデザインで、ちょうどハンコンベースを避ける形で設置出来たので、結果オーライ。 高さや向きが一切変えられないのが痛いですが、まあしょうがない。 いずれまた安くて34インチに対応してるモニターアームを見つけたら交換しようと思います。
 さて、これまで最初は1280x1024(SXGA)の17インチCRT、次に2048x1536(QXGA)の21インチCRT(超重い)、次が1920x1200(WUXGA)の24インチ液晶、そして1920x1080(FHD)のイイヤマと乗り換えてきた訳ですが、一度だけ表示切替でトラブったことはありましたが、原因はグラボが古いせいで買い替えたら直りました。 しかし今回、グラボは最新ではないものの3年前のハイエンド(RTX2080Ti)でスペックが足りないはずもないのに、普通に繋ぎ変えたらフルHD表示が引き延ばされて表示されてしまう。 Windowsの解像度変更リストにもフルHDより上がない。 再起動してもグラボドライバの最新版を再インストールしても変わらないし、GeForceドライバで強制的に3440x1440をカスタム設定するとボヤボヤ表示になってしまう。 え、なんで? Win PC歴だけでも20年以上のベテランなのにこんなところでつまづくの? ダサくない?
もしかして今使ってるHDMIの切替器がフルHDにしか対応してないとかかと思って、PCと直結してみたけど変わらない。 さてさて困ったぞ、モニタのスペックを見ても高リフレッシュレート(最大160Hz)に設定するにはDPケーブル接続じゃないとダメらしいけど、60HzならHDMIでもちゃんとフル解像度出ると書いてあるが・・・ いろいろ試してダメだったので、もしやHDMIケーブルの規格が古くてフルHD以上に対応してないのかと思い、モニタに付属してきたDPケーブルに替えたところあっさりフル解像度で表示されました。 でもこのケーブルでMacBookと繋ぐとちゃんと行けるんだよなあ・・・良く分からない。
ともかく、何の問題もなく3440x1440の160Hzで表示されるようになりました。さすがに広い。 元々デスクトップに置くアイコンは必要最小限にしてますが、横幅が広すぎてアイコンが遠い。 それと、フルHD用で自作していた「2001年宇宙の旅」の壁紙がサイズが合わなくなったので、まず壁紙を作り直しました。 ちゃんとHALの目の大きさが実際と同じくらいになるように、無駄にこだわりを発揮。
なおこのモニタはHDRにも対応していますが、これを設定するとOculus Quest2(今はOculusじゃなくてMetaだが)を繋いでバーチャルデスクトップを表示させるとバグるのでオフにしてあります。 どのみち試しにゲーム等でHDRを有効にして見てみましたが、自分の目が鈍感なのかオンでもオフでも違いが分からん。(ゲームにも寄るかも知れんが) 有機ELとかミニLED液晶とかであればもっと違うかも知れませんが、フツーのIPSモニタなのでさほど影響もないのでしょう。十分キレイです。 ちなみにウルトラワイドなので3画面なくてもレースゲームに役立つかと少し期待してプレイしてみましたが、結局3画面やVRには敵わない。 辛うじて運転席側のバックミラーが見えるようになるくらいで、これまでとたいして見え方も変わらんので、これで真面目にレースする気にはならないですね。 あと湾曲具合はとても自然なため、違和感もない代わりに新鮮味もなし。 横から見たときに、おっ湾曲してるやんけ、と思うだけ。
 それと高リフレッシュレートも、自分には60Hzと違いが分からないため新鮮味なし。 まあ別にいいや、HDRや高リフレッシュレートは勝手についてきたスペックであってあえて選択した訳じゃないので。 ただ単に高解像度モニタとして役に立ちます。 あとインチアップも効いてますね。Windowsのスケールが100%のままでも文字の大きさが小さすぎることもないので、広さをしっかり生かすことが出来ます。
どこも壊れてなかったイイヤマさんには悪いですが、やはり10年以上経つといろいろと進化がありますね。 まあ壊れてないので捨てるのも惜しいし、イイヤマさんはしばらく押入れに保管しときます。 | | | |
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