| 今年のMotoGPももうすぐ始まります。 思えば去年のちょうど今頃でした。
2003年4月6日、三重県鈴鹿サーキット。
加藤大治郎は、 ボクたちが見ている目の前でモータースポーツ界から姿を消しました。
夏の鈴鹿8時間耐久で再びシケインに向かったとき、 多くの花束がシケインの観客席に捧げられているのを見ました。 1993年スペイン、へレスサーキットで亡くなった若井伸之の写真も飾られていました。
彼の走りは本当にスムーズで、小柄な体で大排気量のマシンを自在に操る凄さに憧れました。8耐や全日本選手権で活躍し、鈴鹿での日本GPにスポットで250ccクラスに参戦し、何度も優勝。2000年シーズン、満を持してWGP250クラスにフル参戦、翌年同クラスワールドタイトル獲得。無敵のチャンプであるバレンティーノ・ロッシに見劣りすることのない、唯一の日本人でした。
今年、鈴鹿にMotoGPはやってきません。 しかし、鈴鹿を愛し、鈴鹿で花咲き、そして鈴鹿に散った若きエースの記憶は、いつまでも語り継がれることでしょう。
大治郎の命日は4月20日。 | 大阪モーターサイクルショーのブースで買ってきました
|