2014年11月 1日
| 【rFactor】そしていよいよプレイシート導入!
| よる |
| そもそも自分のハンコンの歴史ですが、歴史というほどではなく、今ので2台目です。 初代プレステの時代、95年に画期的なF1ゲームが出ました。 シグノシスの「Formula 1」、当時のF1ゲームはようやく3Dポリゴン時代に入ったところで、まだベスト、完全版と言えるものは出ておらず、特定チームをフィーチャーしたものとか、F1チームですらない童夢のF1マシン製作プロジェクトの企画モノとか、おかしな方向性のゲームばかりでしたが、そんな中に満を持して登場したのがこれです。
ベタな名前だなあと思い、実名を使用!とかのアピールポイントが余計に、他のゲームと同じゲーム性の中途半端さをイメージさせて、最初は良い印象はありませんでしたが(95年の鈴鹿の日本GPにあったデモブースで遊んでみても印象は変わりませんでした)、いざ発売されてとりあえずさほど期待はせずに購入してみると、意外にもまともなゲーム性というか、リアリティというか、ちゃんとAIとバトル出来るゲームバランスが良く、ファミコンのファミリーサーキット以来のハマり度で遊んだゲームとなりました。
プレステコントローラには当時アナログジョイスティックがなく、十字キーやデジタルなボタンでは微妙なハンドル・アクセル/ブレーキコントロールが出来ず、セナ足のごとくハンドルやアクセルボタンをすばやく連打して微妙な調整をしていましたが、やはりアナログコントロールが出来ればと思っていました。 しかし当時出ていたプレステ用のアナログコントローラと言えば、ナムコのネジコンくらいで、これはこれで自分的には感性が受け付けなかった訳で。 そこに颯爽と登場したのが、こちらのステアリングタイプ、OPTECの「コックピット」。
よくよく見ると、これは実は4輪車のハンドル・ペダルセットではなく、どうやら航空機の操縦桿をイメージした製品のようですが(上昇下降出来るようにステアリングが前後にも動かせる)、他にハンドルコントローラーがない時代で、且つ5800円くらいで安かったので、迷わず買いました。 もちろん純正コントローラやネジコンよりはゼンゼン操作しやすく、これでF1ゲームが更に捗ったわけですが、このコントローラ、ハンドル部分が固定できないのです。 台座はかなり重量があって、足ゴムと併せてそこそこ机上で動かないでいてくれるのですが、激しい操作をすると簡単に動いてしまいます。 それにペダルもバネが軽く、簡単にペタンと底づきする形で、まあそれなりに不満もありました。 あ、それと、当時はアーケードでも存在すらしないのでもちろんですが、フォースフィードバックもありません。
そういうバックグラウンドがあって、4年前にThrustmaster F430 FFBを購入したわけですが(もう4年も前か)、前の部屋は狭くて置く場所がないので諦めていて、新居に引っ越してから買おうと思いつつも、それなりの出費も必要なため躊躇していたプレイシート。 ついに買うことにしました。 元々買おうと思っていたのは左のヤツ(プレイシート製)ですが(マンション3D間取りプランのときもこっちをモデルに作成した)、結局購入したのはもうワンランク上の「ロッソモデーロ製 GTD-RS」。 プレイシート製の方は1万円ほど安いものの、シートが安っぽいし、何と言ってもセンターにあるステーが邪魔。 これがあると左右の足の位置が制限されるので、ヒールアンドトゥとかがしづらいのです(とか言いつつそんな技は使用しませんが。左足ブレーキングなのでww)。
GTD-RSの方は、ハンコンステーが左右にあるのでフットスペースを全く邪魔しない上に、シートがなんと本物。 実車に使用できるバケットタイプが付属してきます。 もし、もっとハイグレードな(レカロとか)付けたければ、汎用シートレールが取り付けられるので可能、というものです。 本物のシートなので、レバーでリクライニングや前後位置も調整可能。コレは凄い。
という訳で届いたバカでっかい箱を開梱し(さすがに宅配ボックスには入らない)、組み立て始めます。 組立自体はさほど難しくもなく、簡単に組み上がります。 そこにF430 FFBを取り付けてと・・・思ったら、残念ながらボルトオンでは無理でした(泣) ペダルは特に問題なく、しかも位置調整まで出来て取り付け可能でしたが、ハンコンがネジ穴が合いません。 これは、メーカーが悪いのではなく、こっちが非対応品を取り付けようとしているからです。
同じThrustmasterの別のハンコンが対応品なので、行けるかと思ったのですが、左右のネジ位置は合致したものの、奥行きが足りず、元々オーバルになっている取り付け穴をさらに広げないと無理でした。 ネジを使用しないでクランプするパーツもあったのですが、太ももに当たるのが邪魔で、前のPCラックのテーブルの固定も穴を開けて直接ボルト留めで解決していたので、クランプパーツ自体捨ててしまったので、やむなく鉄板の穴を長穴加工するためにロータリーヤスリを購入しました。 これをインパクトドライバーに取り付け、1.5mmくらいの鉄板をグリグリと線を引いた位置まで広げる加工をします。 ・・・まあ長穴加工は難しいのでキレイには行きませんが、どうせハンコンの下になって見えない穴だし、実用一辺倒で加工しました。
さらに、モニターを置く台が必要です。 GTD-RSにオプションパーツがあるのですが、ただの曲げ加工した鉄板で送料込1万円超はちょっと高い・・・ (GTD-RS自体は5万円ほどで他のメーカーと比べてもリーズナブルなのですが、オプションパーツを色々付けていくと結局高くつく) そこでもちろんDIYで作成します。 ホームセンターで16mm厚の化粧ベニヤ板と、鉄ステー各種を買い揃えて(多少強度の問題でステーを買い足しましたが)うまく固定出来ました。掛かった費用は3000円弱。 それでいて多少の重量物もOKで、もっと大きなモニターへの買い替えにも対応し、ついでにキーボード置き場も(偶然)確保。 マウスは実はモニターの下は狭いので、もう少し手元に何とかする予定。
そしてそして、このバケットシートにはレース用の4点式シートベルトを通す穴が空いているため(実際は上の2個だけですが)、これはもうサベルトを買えってことでしょ? プレイシートを買ったら絶対一緒に買うねん、と決めていたレーシングハーネスを取り付け。 これでドレスアップのみならず、レース時に体がシートから不用意に浮き上がらないよう固定してくれる・・・ハズ。ま、所詮ゲームですが。 このグレードアップで、rFactorのF1 1990年シーズンMODの鈴鹿で、40秒台を切りたいところです。 | | | |
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