2004年 5月31日
| 経験が足りない。
| まよなか |
| 琢磨のバリチェロに対する強引なアタックにはちょっと失望した。 ペナルティを科せられてもおかしくないレベルだった。
明らかに接触するのが予想できる、1コーナーでのオーバーテイク。 案の定フロントウィングを破損し、2位どころか表彰台の夢も潰え、 その後エンジンブローですべてを失った。 (ここでちゃんとバトンが3位に入るところがヤツらしい)
バリチェロのペースは琢磨より少し遅かったんだし、まだ10周以上あったんだから、 もう少し待てばクリーンにオーバーテイクするチャンスもあったに違いないのに。 これで琢磨の評価は確実に落ちる。 70年代じゃないんだから、「記録より記憶に残るドライバー」なんてのはもう古いんだ。 結局のところ、結果を残さないと何も残らない。 今のトコ、記憶にもさほど残ってないしね・・・
この後、仮に表彰台を獲得できたとしても、来年の琢磨のシートは危うい。 それがF1の世界というものなのだ。 多少荒くてもモントーヤのように、本物の「強さ」を持つなら評価もされるが、琢磨の場合はただ「荒いだけ」。
シートを確保するチャンスとしては、もう残る手段は1つしかない。
ジェンソンより先に琢磨が優勝することだ。 |
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