2005年 5月28日
| 地震予知協会の予報・・・ではないが
| よる |
| 6月1日までに南関東圏でM7
以前から大気圏上層を流れるFM電波を利用して、地震予知を行なっているというこのオッサン。 実際、こないだの千葉の地震のときは事前にネットで予知情報が流れ、ホントに起こったのだから、 今のところ的中回数ゼロのまったく信用できない予知とは違う。 まあ少なくとも麻原彰晃とかのオカルト予言よりは的中率は高いと思われる。
本当にFM波による地震予知が当たるのなら、コレはすごいことだ。 各国の地震予知協会(かそれに順ずる国立の組織)でも、 やれ、雲のカタチがどーだとか、野生動物の集団異常行動を捉えるとか、地殻の動きをセンサーで感知するとか・・・ いろいろやってはるようですが、イマイチ使える予知が出来ていない。 そう、地震はそんなことでは予知出来ないからだ。おそらく。
オレ的にははたしてFM波ごときでそない簡単に分かるかよ、とも思うのだが、 もう少し実績を積んでもらわなければなんとも言えない。 せめてアレだ、ここ数百年で最大規模と言われる、スマトラ沖の大地震を予知していたら、信憑性も上がったのに、と思う。
ちなみに、FM波で観測される異常電波というのは、流星が降ってきても起こるそうだ。 ていうか、元々流星を予知するための技術を応用しているらしい。 う〜む、なんかまた「ディープインパクト」っぽいプロジェクト名でも付けると、カッコ良さ気なカンジだな(笑
そういや、NASAがホントにやってる「ディープインパクト計画」はどうなったのかなあ・・・ いや、別に巨大彗星衝突に備えての一大プロジェクトと言うわけではなく、 彗星にデカイ相対速度で人工物体を衝突させて、そのときに観測されるスペクトルを分析して、 彗星核の成分の分析をしよう、っていう話なんですが。 割と近年にない荒っぽい手段(最近は静々と天体に下ろして観測するのが多いから)なので、こんな名前が付いたのかな?
アステロイドベルトにただいま向かっている最中(のはず)の、イオンロケットエンジンを積んだ日本の無人宇宙船が、 小惑星から石ころを拾って地球に持ち帰ろうという、壮大な計画を7年がかりでやってるのも、 今のところまだ気になる計画のひとつだね。(・・・って誰に同意を求めてるんだ) |
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