2006年 2月16日
| アグスタ カーボンパーツ到着!
| ひる |
| またまた個人輸入続行です!
今度は長いこと欲しかった、スウィングアームカバーです。 チェーンガードやスプロケットガードが一体になってて、安全性も重視しながら転倒によるスウィングアームの破損も防ごうという、一応レース用のパーツ。 ドイツ選手権に2004年から出てるプライベーターチームのマシンに装着されてて、良いなあと思ってたヤツです。
カーボンのスウィングアームカバーと言えば、ドゥカティ916系ではもはや誰もが付けてるパーツですが、同じ片持ちスウィングアームのアグスタ用には純正にもなく、唯一日本のマジカルレーシングが作ってるくらいでしたが、もちろんマジカル製はウェットカーボン。泥除けも一体になってる高機能パーツとは言え、分厚くて重くて、あまつさえデザインがなってない。分厚いためにスウィングアームに密着せず、なんか装着すると「ぬめっ」とした、シャープさに欠けるデザインになってしまうのです。美しい造形のアグスタのスウィングアームが台無し。
しかしこのイタリア・プラスチックバイク製のパーツは、ドライカーボンに「近い」製法みたいで相当に薄く軽いデザインで、裏地はケブラーで補強してあり強度も十分。もちろんスウィングアームの形状を正確に型取ってあり、装着してもデザインを破綻させないのです。
最初これのメーカーが分からず、日本で装着してたヒトに掲示板で訊いて、とりあえず販売サイトが判明。(実はドイツ選手権のマシンにロゴが貼ってあったが) しかしそこはドイツ語しかないサイト。住所やクレジットナンバーの記入フォームもいちいち英語に変換しながらでは書き間違いが出そうでツライなあと思い、当時は生活苦だったこともあり(笑)購入を見送りました。 しかし、ある日ネットでいつものようにアグスタ情報を求めてウロウロしてたら、まったく同じデザインのパーツ画像を発見、それがイタリアのプラスチックバイクというカーボン製品メーカー(というより工房ってカンジなんだろうけど)のサイトでした。しかも行きつけの、イタリアの総合バイクパーツサイト(日本のWebikeみたいな)”Red Racing Parts”のアグスタ用パーツコーナーに同じものがあるじゃないか!と気づき、ついに英語で購入できることが判明したわけですわ。
しかしまだまだ難問が。 今はものすごく円が弱くて、ドル高ユーロ高、韓国ウォンにすら負けている始末。 ドルは120円台に突入し、ユーロは130円台に戻ってこなくなりました・・・(泣 昔アグスタ用のオーリンズリアショック(945ユーロ)を、1ユーロ116円で買ったオレとしては、とてもじゃないが1.2倍の価格で買うのは気が引けてムリだったのです。 ・・・しかしせめて130円台に戻るまで待とうとしてみても、もはや円は回復の兆しを見せず、どうやら長期的に推測するに二度と120円台なんかになる可能性はなさそう。つまり、135〜145円くらいで安定しちゃうんじゃないかというカンジなのですよ。 となると待ってても時間のムダ。幸い、300ユーロ以下の安いパーツなので多少レートが低くてもそれほど損はしてない。 ・・・というわけで。考えるのがメンドイので買いました。1ユーロ141円で。
いいんだ、アグスタがさらにカッコ良くなるには必要な出費だから。 そしてカッコ良くなったから!
そして、長年装着されていたQBウェットカーボンの泥除けと、自作ウェットカーボンのチェーンガードは、ようやくお役御免となりました〜 | |
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