2006年 3月26日
| 明瞭フォント「Meiryo(メイリオ)」
| ひる |
| コードネーム「Longhorn」、正式名Windows Vistaのベータ1を手に入れたので、早速VMwareにインストールしてみた。 インストールに4時間くらい(!)掛かったが(まだ最適化されてないのだろう)なんとか完了して起動された。 う〜む・・・XPのUIとちょと違うくらいで、あんま変わらんなあ・・・
確かLonghornからはGUIの表示エンジンを、旧来のGDIからDirectXに統合して、レガシーAPIをどんどん減らしてるとか画期的なことを言ってた気がするんだけど、仮にDirectX化されててもほとんど見た目変わんないね・・・(汗 シェルの内部的なところに終始してまうんだろうか。 ウィンドウ単位で表示をカスタマイズできるとか色々期待してたんだが、メニュー体系も一緒だし、相変わらずな構成で目新しさはないなあ。 ま、いいか。
それよりもWin98の「MS UI Gothic」以来、8年ぶりに導入される新規日本語フォント「メイリオ」が気になるので、早速各種システムフォントとして適用してみる。
カッコイイ!!
ちょっと丸文字系のやわらかいタッチながら、7ポイントくらいにしても十分判読可能なすっきりしたフォント。 かな漢字だけでなくアルファベットも、Lucida Consoleに似たクールなゴシック体で、かなとアルファベットの親和性も高い。 問題点といえば、かな文字にイタリックがないことと、幅の広い文字なのでアイコンとかの文字に当てると折り返されまくってしまうこと。さすがに6ポイントでは読めんしなあ・・・
Win2k以降、りろに〜ぷシステムフォントとして「創英角ポップ体」がデフォルトであったが、こいつはXPから導入されたClearTypeに対応しておらず、せっかく液晶モニタにしてもフォントアンチエイリアスは旧来のを使わざるを得なかったが、ようやくClearTypeを試せそうだぜ!ということで、Vistaは放ったらかしてメイリオのフォントファイルだけを抜き出してXP側にインストール、めでたくメイリオが使えるようになりました。
それ系の情報によると、メイリオはただ単にクールなフォントというだけでなく、新JIS規格に対応した日本語フォントで、今までのフォントにあった「画面の文字と印刷文字の字体が違う(点の打ち方とか編のつくりとか)」という問題点を払拭した、新しいフォントなんだそうな。 画面のフォントってヤツは、印刷時のDPIよりも少ないPPIで表示しないといけないので、どうしても省略されるものだ、とは思ってたけど、そこら辺が改善されたってことなのかな。 ・・・と思ってメイリオの漢字を見てみると・・・相変わらず省略されてる気がするが(汗 ようわからんわい。
ま、ともかくしばらく使ってみようっと。 | |
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