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  2025年12月20日 
【DIY】3Dプリンタ買い替え
  よる
突然ですが、3Dプリンタ(FDM方式)を買い替えました。

これまで使用していたFDM方式のプリンタは、Creality Ender3という機種。
但し、純正なら未組立とはいえ2万円台で買えたものの、まかり間違って組み立て済で倍近い額(48800円)のCheero3Dブランドのものを購入。
まあそれでも元の機種が良く出来ていたこともあり、6年ほど数々の印刷をこなしてくれました。
かのHAL9000もほとんどのパーツはこのプリンタで印刷しました。(まあHAL製造のために購入したようなものであるからして)

特に問題なく動いていたとはいえ、設計はかなり古い部類の商品。(6年前の時点で枯れた商品)
ベッドレベリング(ノズルと床面の距離調整)は手動だし、フィラメント切れ検知機能すらありません。
Wi-Fiは非対応なのでデータはMicroSD経由が必須だし、操作画面はモノクロで反応の悪いダイヤル・クリックボタンが一つでした。
それに動作時の音も気になるレベルで、ステッピングモーターの高周波音が結構耳に付きました。
さらに言うなら動作速度も遅くて最大80mm/sくらいで、ちょっとした印刷にもかなりの時間がかかりました。
最近はちょくちょく調整不足での印刷失敗が相次いでおり、そろそろ他の手立てが必要かもと思っていたところでした。

そんな頃にふとグーグルニュースでセール情報が。
元々、Bambu Labの3Dプリンタは気にしていたのですが、売れ筋商品が40%引きになったことで触手が動きました。
普段48800円のBambu Lab A1 miniが29800円になっていたのです。(まあ後から調べるとちょくちょく40%OFFセールはやっている模様)
Bambu Labと言えば、初心者にも優しい自動調整もさることながら、多色成型が出来ることで有名な機種。
自分もBambu Lab A1(上位機種で約8万円、セール時で5万円台)はAmazonの欲しいものリストに入れてましたが、下位版があること忘れてました。
A1 miniは下位版と言えども売りの多色成型が可能な機種です(オプションユニットは別売、それは上位版も同じ)。
つまりノズルに挿すフィラメントの穴が4つあり、オプションユニットがあれば同時に4色成型が可能なのです。
下位版と上位版の違いは、あくまで印刷体積のみ。(上位版A1は縦横高さが256mmまで、下位版A1 miniは180mmまで)
Ender3の印刷サイズが縦横高さ220mmなので、下位版だと今より小さいものしか作れなくなるのですが、そもそも滅多とそんな大きさでは印刷しないし、既にフルサイズは調整がうまくいかなくて作れなくなってるので、たいした問題ではないと。

ということでセール価格で購入したBambu Lab A1 mini。
新型(と言っても発売は2年前)で多色成型が可能ということ以外は特に情報もなく買ってしまいましたが、現行機種はカルチャーショックレベルにスゴかった。
まず、Wi-Fi対応。
今までは印刷データをPCで作ったら、プリンタへの受け渡しはMicroSDカード経由がごく当たり前でした。
そのために手元近くのUSBハブにMicroSDカードリーダーを取り付けて、いつでもデータ受け渡しが出来るようにしていました。
しかし今どきは当たり前ですがWi-Fiで直接PCからデータを送れます。(正確にはLANというかクラウド経由)

さらには諸々のキャリブレーションがすべて自動。
ベッドレベリングは自動で調整されます。
それどころかフィラメントも材質や品質レベルに応じて吐出量を自動調整します。
あまつさえ、モーターの動作音すら個体差を検知して逆位相の音を出すことでノイズキャンセリングを行ない、最適な静音状態に出来るのです。
調整後はまさにファンの音(これは少しうるさい)以外無音に近い状態。
さらにはノズル先端のフィラメントゴミすらも、印刷中に常に清掃ポイントで清掃されてキレイな状態。
ここまででも既にEnder3とは別次元レベルで、この至れり尽くせりは何なんだ・・・状態。

ついでに言うと、プリンタの液晶画面はフルカラーのタッチパネル対応(若干反応は悪い)だし、タイムラプス撮影用のカメラまで装備されていました。
もちろんそのカメラ画像はリアルタイムでスマホやPCから確認可能です。
その上、データはWi-Fiで送信できるので不要なのに、32GBのMicroSDが初めから挿さっていました。
もう何だか分からない。

しかも印刷体積が小さい分本体も超小型なので、Ender3を置いていた場所ではスペースが余りまくり。
それでいて印刷速度は最大500mm/s。
今までが80mm/s程度なので、既に7倍くらいの速度差があるのに、ヘッドの移動速度が10000mm/sって、それ時速36kmじゃん。
つまり、今までは小さい面積でも1層印刷するのに数分かかっていて、「ああ、やっと1層目終わったか」みたいに眺めていたのに、今度のはあまりに動きが早すぎて目が追い付かず、「えっ、もう1層目終わった? あれ、もう2層目も終わった!?」みたいなカンジ。
もう何だか分からない。(2回目)
ここまでの差を期待してなかっただけに、ショックはガラケーからiPhoneに変わったとき以上と言っても過言ではない。

初回に印刷してみたボート(動作検証としてよく使われる)が爆速16分で出来た上に品質もまったく問題なく、もうEnder3に戻れないとかじゃなく、二度と戻りたくない。
この差を知ってしまうと、Endoer3を誰かに譲ろうか・・・なんてことも思わない。(素直にA1 miniを買うことを勧める)

早速自作パーツ(先月作ったドラムパッド用パーツ)を試しに印刷してみましたが、前は4時間かかったのがわずか30分で完成した上に素晴らしい品質。
この速度でこの高品質であれば、もう何も言うことはないです。
もうMicroSDカードを抜き挿しすることもなくなるし、夜間の動作音にも悩まされません。
(ていうかよほどのデカいパーツじゃないと夜中じゅう印刷することもない)
ホントにこの分野の7〜8年の差(特に中華系メーカーの)は、もう隔世を感じます。

おそらく光造形の方の3Dプリンタも隔世感満載なのでしょうが、こちらは用途も使用頻度も少ないのでもう少しこのままかな・・・
 
 
 lilo  「ヘッドの移動速度が10000mm/s」と書きましたが、正確には「ヘッドの加速度が10000mm/s²」だそうです。つまり36km/h²ですね

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