りろに〜ぷWEB

  2019年 8月13日 
【e-Sports】インタープロトeシリーズへ参戦!【Assetto Corsa】
  ゆうがた


さてさて、最近e-Sportsが流行っています。
日本では主にe-Sportsと言えば格闘ゲームやサッカーゲーム、海外ではFPSと呼ばれるシューティングゲーム等が多いようですが、実はレースゲームのe-Sportsもあります。
その中で競技人口が最たるものがPS4の「グラン・ツーリスモ・スポーツ(GTS)」を使って行われているもの。
元々e-Sportsを念頭に2017年に作られたゲームなので当然ですが、世界中で選手権レースが行われているようです。

が、もちろん自分はPS4を持っていないので参戦できないし、GT5(2009年だっけ?)でレースシムとしての違和感を感じて見限ったGTシリーズに、再度チャレンジする気も毛頭ない。
(GT4までは、初代PSの初代グラン・ツーリスモ(1997年くらい?)からずっとファンだったのですよ)
PCゲーム界隈にももちろん多数のレースゲームはありますが、コト「e-Sports」となるとまだあまり盛んには行われていない模様。
「Assetto Corsa」(AC)や「Assetto Corsa Competizione」(ACC)にはオンライン対戦機能がありますが、それを利用して組織的に開催されるイベントはまだまだ少ない。

PC界隈には以前から「iRacing」というゲーム、ではなくオンライン対戦専用のレースシムがありますが、大々的にe-Sportsとして行われている感じではなく、プロ・アマチュアドライバーの実戦前の練習用ソフト的な位置付けのようです。
それに月額料金(サーバ使用料)がかかるし、クルマやコースは全部有料課金だし、趣味でレースゲームしたいだけのカジュアルプレイヤーにはとっつきにくい。

別にe-Sportsなんて仰々しくなくても、既にあるソフトのオンライン対戦だって十分楽しいのですが、いかんせん厄介なのが参戦プレイヤーのスキルやモラル格差。
ライバル車とのバトルで強引な突っ込みや、ブレーキミスで前車にオカマを掘る、コースアウトからの復帰時に後続車を見ずにコースを塞いでクラッシュを誘発くらいならともかく、レーシングラインで急に停車、ノーブレーキで前車に突っ込む、果ては逆走してレースを台無しに・・・といった嫌がらせや荒らし行為をするプレイヤーが一定数存在します。

大抵のオンラインゲームではそういうプレイヤーを排除するシステムがあったりするのですが、残念ながらACにはない。
後発のACCにはレーティングシステムがあってマシにはなりましたが、それも完全には機能しておらず、不正プレイヤーに悩まされることがあります。
(最新パッチで改善されましたが、以前は不正プレイヤーに接触された被害者なのに、こっちのレーティングが下がるという理不尽なことも)

それ故に、人間の監視が行き届いているe-Sportsなら、健全なオンラインレースができると思っている訳ですが、そこらの野良レースとはレベルが段違いなのは明白。
今年の春に始まったACCのe-Sportsシリーズに、早速エントリーはしたものの、世界のトッププレイヤー相手ではまったく歯が立ちませんでした。
エントリー方法は簡単で、ゲーム内のe-Sportsイベント(単独走行でタイムを競う予選方式)に参戦したのですが、ランキングで300〜1000位という凡人クラス。
で、その後の決勝に挑めるのはトップ20台だけというゲキ狭な門なので、まったくカスりもしない有様。
尚、決勝レースはオンラインではなく、実際のBlancpain GT選手権が行われるレースウィークに現地に呼ばれてオフラインで対戦となる。
(自前のコントローラもVRも使えないし、欧州への交通費はどうなるのとか、英語ができないとアウトとか、大変そう)

いきなり挑戦するにはいくらなんでも次元が違い過ぎた訳ですが、そんな中あるときネットニュースで、日本国内でAssetto Corsaのe-Sportsを開催するという告知を見ました。
それがこの「インタープロトeシリーズ」でした。
プラットフォームはACなのでエントリーに支障はないし、用意されたMODも無料配布、エントリー料金も不要。(もちろんすべてオンライン参戦で、日本語も通じる)
とは言え、アマチュア有志によるお手軽イベントレベルではなく、レース規約がちゃんと文章化されてるようなれっきとした組織運営。
6月に開幕し全5戦開催とのことで、とりあえずMODだけ欲しいヒトでも申し込めば配布してくれるので、なんとなく申し込んでみました。

そもそも「インタープロトシリーズ」(IPS)とは実際に実車で開催されている国内選手権で、富士スピードウェイのみで年間4戦(8レース)行なわれるワンメイクレースとのこと。
ワンメイクと言えどわざわざオリジナルマシン「Kuruma」を開発するほどで、アマチュアレーサーだけでなくメジャーなプロレーサーも参戦している。
そのIPSのマシンをMODで開発したのが、今回の「インタープロトeシリーズ」(IPeS)です。

申し込んで数日でMOD配布リンクがメールで届いたので、試しにACにインストールして走ってみました。
ACには富士スピードウェイのコースが公式にはないので、こちらもMODを利用しますが、これはIPeS運営のオリジナルではなく以前からAC用MODとしてあるもの。
そもそも富士スピードウェイのレイアウトがあまり好きじゃないので、ほとんど走り込んでいないコース。
だいたいからして、コースMODというのはレーザースキャンされた公式コースと違い、どうしても再現性が低い。
例えば、ラグナセカやノルドシュライフェは公式コースがリリースされる前にMODコースを走っていて「なんか楽しくないコース」と思っていても、いざ公式で登場すると「こんな攻め甲斐のあるコースだったのか!!」と驚くほど、MODは出来がしょぼいということです。(所詮、個人が無料で配布してるものだし)
なのでMODコース自体あまり走っていないのですが、IPeSは富士のレースしかないため、これで練習するしかない。
(いずれちゃんとしたコースMODを開発したい、と運営の人も言っている)

MODの「Kuruma」で富士スピードウェイを走り出したわけですが、なんじゃこりゃ。
ブレーキをかけるたび、コーナーを曲がってアクセルオンで立ち上がるたび、リヤがグリップを失ってスピン。
ほとんど全てのコーナーで挙動が全く安定しない。
こんな不安定なクルマ、運転できたもんじゃない。

最初は何かMODのパラメータがぶっ壊れてるんじゃないか、と思ったわけですが。
(現に自作MODのTyrrell 019も作った当初はちゃんと走れたのに、ゲーム側のアップデートで挙動が変わってしまい、まともに走行できなくなった)
どうやらそうではないみたい。
とあるYouTuberが同じMODを走らせている動画で、「実車のレースマシンの挙動をリアルに再現している」とのたまわっていたのです。
素人がレースカーを運転すると、立ち上がり加速時にアクセルを踏み過ぎて大抵スピンしてしまうらしい。
要するに、ブレーキもアクセルもハンドルも、雑な操作をするとすぐスピンするのがレースカーというものらしい。
これまで数々のレースゲームで遊んできたわけですが、それらはすべてゲーム挙動だったということですね。

挙動エンジンがゲームレベルというものもあるが、プレイヤーへの配慮として実車の挙動をマイルドに調整しているものもある・・・
ACとかは挙動エンジンはちゃんと物理演算しているものの、実車と違いフィードバックの少なさゆえにパラメータを調整しているのでしょう。
なんせ実車には車体を伝わる振動やハンドルに来る反力、リアルな視覚情報、あまつさえ重力加速度(G)という絶対的なフィードバックがあるので。
それらの調整をせずにひたすら実車に忠実に作ると、こんなマシンが出来上がる模様。(もしかするとこれでもまだ、実車レベルのシビアさではないのかも知れないが)

尚、このIPeS用の専用マシンは一切のセットアップ変更ができない仕様になっています。
もちろん通常のレースカーは、サスのバネレートやダンピング、エンジン出力特性やギア比、空力やらデフ特性やら相当なセットアップ変更ができるし、市販車ですらタイヤの内圧やキャンバー角くらいなら変更できるものですが、「Kuruma」は燃料の搭載量と前後のブレーキバランス以外、一切変更不可。
多少乗りにくいマシンでもセットアップで自分好みの挙動になったりするので、吊るしのまま乗ることはほぼない自分としては、一切いじれないのはかなりツラい。
唯一変更できるブレーキバランスで少しでも乗りやすくしようとしましたが、それでも安定はしてくれない。

まったく乗りこなせないため、レースエントリーは見送ろうかなとか思ってたのですが、ACCのような世界の強豪相手ではないし、もしかしたら他も同レベルかも、と挑戦してみることにしました。
と言いつつ、エントリー受付開始+開幕前の練習走行会があった6月1日のことはすっかり忘れていて、1週間後の受付締め切り日にギリギリ申し込んだ体たらくでしたが。
開幕前のベストタイムはなんとか1分50秒を切るレベルでしたが、実車のIPSの走行データによると、トップドライバー(1分43秒台)はともかくとして、ジェントルマン(アマチュアクラス)が1分47秒台だったので、もしかしたら49秒台なら決勝進出できるかもと思ったわけです。

IPeSのレース方式としては以下のとおり。
 ・まず2〜3組に分けて予備予選を実施。
 ・予備予選の上位12台がファイナルステージへ進出。(決勝結果に応じて全員25〜4点のポイント付与)
 ・予備予選13〜42位のプレイヤーがセカンドステージへ進出。(決勝結果に応じて上位3位まで3〜1点のポイント付与)
 ・年間5戦を行ない、決勝で獲得した総ポイント数で年間王者を決める。
 ・年間王者は富士へご招待、実車の「Kuruma」走行チャンスもあり。

で、6月8日に行なわれたIPeS開幕戦の結果ですが・・・見事予備予選落ちでしたww
実は49秒台でいけるかもと思った後、参加しなかった6月1日の練習走行の動画を見たら、とんでもなかった。
トップは1分44秒台で走ってる・・・・! むしろ47秒台でも遅いレベル。
もっと頑張らなあかんやん、とギリギリまで猛練習をしたわけですが、それでも48秒後半で、結局81台の参戦者の中で上位42台には入れませんでした。

元々中の中くらいの腕前と自負している自分としては、なかなか悩ましい結果。(落選者の順位は教えてくれなかったので何番手タイムだったかは不明)
なんとしても決勝レースを、セカンドステージでいいから走りたい。
と第2戦へ向けてさらなるタイムアップを図ることにしたわけですが、そんな簡単にはいかない。
1か月の走り込みで、なんとか1分48秒2を叩き出しましたが、それも1回だけ、しばらくスランプで48秒台すら出せないまま7月の第2戦が近づきました。
あ、一応今回のエントリーは忘れないよう受付初日(7月1日)に行ないました。

本番前日の7月14日、いまだ48秒台すら出ないままでしたが、その日の朝ふと走り方を変えて走ってみたところ、いきなり48秒を飛び越え47秒台に突入。
スピンが怖くてコーナーの突っ込みが甘く、立ち上がりも加速できないパーシャルスロットルが長かったのを、突っ込んでも大丈夫なコーナーを見極めることにしたのです。
もちろんやり過ぎるとスピンもしまくりますが、早めに加速しても大丈夫なコーナーがあるのが分かりました。
そこで一気にコンマ6秒を詰め、47秒6 のベストタイムでいざ予備予選へ。

本番の予備予選では30台ものマシンが同時にアタックしているため、なかなかクリアラップも取りにくいし、他のマシンの邪魔をしないようにしないといけない。
そこで運営側で紹介されていたコースマップを表示するMODを導入してみました。
デフォでもマップ表示はあるのですが、表示範囲が狭くて全体が見渡せない。

MODのマップは全車両の位置がフルマップ表示で分かるので、予選時に空いている場所を探すのに非常に重宝しました。
VRを使っているので、なるべくこういうHUDは表示せず、自分の目で確かめる派(真横もすぐ振り向けるし)だったのですが、やはり真面目にe-SportsをするにはHUDも必要です。
結局このMODは第3戦以降参戦するうえでの必須MODとなりました。

第2戦はエントリー台数が減って60台弱でしたが、それでも1/3弱は予備予選落ちです。
そんな中で、マップMODでタイミングを見計らってコースイン、ミスなくクリアラップを記録し、ベストタイムに近い47秒7で初の予備予選通過を果たしました!
予備予選の公式結果は出なかったですが、どうやら全体で35番手前後だった模様。だいたい真ん中辺ですな。
ファイナルステージは45秒台を出さないとダメなので、現時点では全く手が届きませんが、なんとかセカンドステージ常連くらいにはなれそう。
他のヒトがレベルアップしない限りは。

そうして2戦目にしてセカンドステージに進出したわけですが、結果的に・・・これまたやらかしてしまいました。
実車のIPSのレースは、フォーメーションラップのあとローリングスタートでレース開始となります。
ところがACにはシステム上、ローリングスタートというレース方式がありません。(グリッドについて一斉スタートのスタンディングスタートのみ)
やむなく、スタンディングスタートの1周目をフォーメーションラップとし、2周目からのローリングスタートという競技規則になっています。
ローリングスタートの合図が出せないため、先頭マシンがスタートラインを横切ったらレース開始となっていますが、後ろの方はそんなの見えないので、実質前の車が加速したら開始です。
ACCは、モチーフとしているBlancpain GTシリーズがローリングスタートなので、自分はそれで十分に慣れているつもりでした。
もちろん、毎週月曜日に開催されているIPeSの模擬レースにも一度参加していて、この方式も経験済みでした。

・・・にもかかわらず、初の決勝進出で緊張していて、ローリングスタートルールを完全に忘れていました。
シグナルが赤く染まっていくのに、なんで他車はエンジン吹かしてないのか訝しながら、ブラックアウトとともに猛ダッシュ・・・前車にぶつかりかけて避けた後に、ようやく思い出しました。
なんと恥ずかしい。
レース前のYouTubeライブ放送でMCの坪井 翔君が「フォーメーションラップでスピン・コースアウトしたら最後尾に回ってね、規約にも書いてあるよ」と言っていたのですが、前車を避けた時に少しダートへ出たものの、これはコースアウトじゃないよな? 他車にもぶつかってないし、と自分を納得させ、そのまま車列に復帰したものの、裏ストレートで前車の急ブレーキで追突しそうになり、避けたら結局スピンしました・・・
で、言われたとおり全車通過まで待ってから最後尾で復帰・・・(ちなみに予選順位は11位でした)。
そこからレーススタートしたわけですが、スタート方式勘違いによる動揺からレースに集中できず、単独スピン数知れず、あまつさえ目の前で他車のスピンに巻き込まれたりと散々なレースでした。
(もちろん、スタートミスによる10秒ペナルティも食らいました)
YouTube配信でも盛大にスタート失敗したにもかかわらず、自分の姿は全く映らず、なんとも目立たない存在でした。

・・・というわけで第2戦のリベンジ。
第3戦が昨日、8月12日に行われたわけですが、結果的にはセカンドステージ9位でした。(が、予選四脱のペナルティで10位に降格)
上位入賞はままなりませんでしたが、今度は恥ずかしい失敗もなく、割とレースも楽しめました。

第3戦のエントリー台数はさらに減って46台。みんな忙しいのか、飽きたのか、どんどん増えるものだと思っていたのが。
相変わらずセカンドステージまでは42台がいけるので、わずか4台の予備予選落ちしかしない。
これまでより気は楽になりますが、他の連中のレベルアップ度合いにもよるので、予断は許さない。

コースをさらに研究し、ラインを変えたことで自己ベストを47秒4まで更新していましたが、あとコンマ5秒詰めて46秒台に入れたいところ。
今回は燃料が重い状態での練習を続けており、言わばドラゴンボールの界王様の修行のごとく、より負荷をかけた状態で練習していました。
レース当日2時間前に最後の練習として、久々に燃料3周分のみの予選モードでアタックしたところ、47秒0が出て自己ベストを更新しました。

残念ながら目標の46秒台には届かなかったものの、予備予選でもほぼ自己ベストの47秒1を記録し、無事セカンドステージ進出。
尚、前回レースや模擬レースで自分と同様にローリングスタートルールを理解していないプレイヤーが続出したため、今回から予備予選終了後に、決勝進出いかんにかかわらず、全員ローリングスタートの練習が組み込まれました。
おかげもあってか、今度は落ち着いてレースでき、スタートも綺麗に決まりました。

決勝は47秒4のタイムで7番手スタートでしたが、フォーメーションラップ中に前の1台がコースアウトし、さらにスタートが成功して1コーナーで1台を交わし5番手。
1周目の裏ストレートエンドの飛び込みで、3、4番手が並んでターンイン。
何か起こりそうだったので少し離れてコーナーを曲がったら、案の定2台が接触スピンしていたので、しめたと思い横をすり抜けようとしたら・・・スピン車両が運悪く真横で動いたため接触、こちらもスピンしてしまい、一瞬だけ3番手に浮上したものの16番手まで落ちました。

その後は9番手まで復帰したものの、それ以上はかないませんでしたが、今回はちゃんとライバルと接戦ができ、何台かオーバーテイクも決めてレースを楽しめました。
YouTubeライブ配信でも、ちょうど自分がオーバーテイクを決めるシーンが出ていて、坪井君に「めちゃクリーン、最高!」と褒めてもらえたし。

尚、エントリーネームは「kotora」選手です。
数年前にACのオンライン用にテキトーに付けた名前でそのまま続けています。
第4戦は9月、今度こそ46秒を出してセカンドステージ上位を狙いたいです。
あと、予選タイムを削るだけではなく、ロングランでミスなく走れるように練習しないと。
 
 
-No.786-にコメント

  2019年 5月25日 
【VR】Oculus Rift S発売!
  よる
2016年1月に予約し3月に発売されたOculus Rift(CV1)ですが(実際は出荷が遅れて手に入れたのは4月半ばでしたが)、あれから3年強、ついにようやくRiftの正当後継機が発売されました。
Oculus Rift Sです。

VR界隈ではRift発売以降さまざまなライバル機種が企画、発売されています。
ほぼ同時期発売のHTC VIVEや、PS4用のPSVRから始まって、Microsoftが提唱した「WindowsMR」準拠の機器の数々、更にはVIVEの後継機として出たVIVE PRO、PC不要のスタンドアロン且つ低価格機として登場したOculus GOなどなど。
その後、4K高解像度を謳い華々しく発表されたものの発売前にプロジェクトが破綻してしまったStarVR、国産機且つ初の視線認識を謳い、開発機の配布まではあったもののその後製品化の音沙汰がないFOVE他、多数のハードウェアメーカーや研究所が実証実験的に試作したHMDもありますが、キックスターターから実際に発売された中国産の高解像度HMD、PIMAXシリーズなども出てきたり、なかなかカオスな状況が続いています。

2015年に開発機のOculus Rift DK2を手に入れてから早4年、OculusのHMDを使って主にレースゲーム(ほぼAssetto Corsa(AC))を楽しんできましたが、やはり高解像度が欲しい。
視野角110度は自分にとってはさほど問題にならないのですが(概ねレース用ヘルメットから見る視野角に近いので)、とにかく解像度が低くて、文字が読みづらい。
レースゲーム的に言うと、自分の順位とかラップタイム、残り周回数等のHUD要素はまあなんとか読めるのですが、クルマのメーターパネル表示とか(レースカーになってくると重要な表示が実車と同じくパネルに表示される)そもそも目を凝らしても読めないし、あと最近やっとオンラインでのチャットが出来るようになったAssetto Corsa Competizione(ACC)では、HUDの文字が小さく、チャットの文字もよく見えない(まあVRモードではそもそも喋れないので今はまだいいんですが)。

で、高解像度を謳うHMDがいくつか出てきたときにいろいろ思案したのですが、VIVE PROは本体のみで17万という驚愕の価格設定だったし(元々業務用想定らしいです)、比較的安価な7〜8万円代のPIMAXは、中国製というのもあるし、外部トラッキング用にVIVEのベースステーションを別に買わないといけないとか、Riftユーザに優しくないので躊躇。
あと、外部トラッキング不要のインサイドアウト方式として規格されているWindowsMR機はどれもこれも安っぽく、唯一解像度で勝るSamsungのOdyssey Plusはパネルだけは良いらしいですが、2カメラでのトラッキングがダメダメらしい。
Assetto Corsa(ACとACC)しかしない人間としては、専用コントローラの出来やトラッキングはものすごく重要ではないのですが、とは言え今のRiftより劣るのはちょっと嫌。
それに比較サイト等の情報で知ったのは、Oculusの光学系の優秀さ。
Oculus製品群はレンズの歪みが少なく、画面の端でも破綻した感じにならないとのこと。
端的にそれを体験できる方法としては、手に持ったTouchコントローラを鼻の下の隙間から見える辺りに持ってくると、リアルのコントローラとVR画面内のコントローラが完全につながって見えるのです。
他のHMDではこれほど違和感なくつながらず、どうしても歪んで見えてしまうらしい。(Oculus製VR機器以外持っていないので分かりませんが)
さすがDK1時代(2013年?)から長らく開発し続けているだけのことはある。
ゲームコンテンツ的にはAC、ACCも含めて、Oculus限定コンテンツではないし(そもそもフツーのディスプレイでも遊べる)、ほぼ他のVR HMDでも出来るゲームしかしてないのですが、こういう細かい所作がOculusの強みかなあと思うと、なかなか他メーカー製に移れない状況でした。

というところでようやく2018年の終わりにOculus Riftの後継機「Rift S」が発表されました。
その直前にスタンドアロン機のGOの後継機として「Quest」が発表されていて、もしかするとOculusはもうPCVRをヤメてしまうのかと不安だったこともあり、少し安心しました。
Quest自体は6Dof(6自由度)対応且つ低価格(5万円)ということもあり、興味がなくもないのですが、AC、ACCでは使えないし、バッテリーの持ちの問題もあるし、やはり自分的にはPC接続型のVR HMDしか買う気がない。
ところが、期待の後継機「Rift S」が若干微妙なスペックで、純粋にCV1の後継機と言えるのかどうか不安でした。
外部トラッキング用のカメラが不要になるインサイドアウト方式なのはQuestと一緒で、4カメラのQuestより多い5カメラ内蔵なので、トラッキングは心配なさそう。
ヘッドバンドの固定方式が大きく変わり、PSVRに似たタイプでベルクロではなくダイヤル式の締め込み方式。
ヘッドフォンはなくなりましたが、代わりに内蔵スピーカーが耳近くのヘッドバンドに内蔵されていて、音質は下がるかも知れませんが音楽を聴くわけではないので十分そう。
何より着脱もさらにラクそう。

・・・という辺りまでは次世代感を感じさせるスペックなのですが、肝心の解像度が微増に過ぎないのです。
Riftは片目1080x1200のOLEDで、リフレッシュレート90Hzですが、Rift Sは片目1280x1440のLCDでリフレッシュレートが80Hzにダウン。
既に片目1600x1440とか、さらに高解像度なパネルも出ている中、微増程度の解像度アップだし、しかもパネルが左右分割ではなく一体型のおかげでIPD(瞳孔間距離)の物理調整機能がない。
まるでDK2に戻ったかのようなスペック(DK2はスマートフォンに使用されていたパネルをそのまま内蔵していたので一体型)。
あまつさえ有機ELパネルから液晶となり、色深度や明るさ、残像感に若干の不安が。
低価格なのは助かるが(Riftは購入当時はHMDと外部カメラのみで9万円、後で登場したTouchコントローラが2.5万円)、今よりスペックが落ちては元も子もない。
そんなこんなで、5/1に予約が開始され、今回は公式サイトに加えて、Amazonでも予約できるようになりました。
予約開始直後にまず可能になったAmazonで一応予約しましたが、2時間後に公式サイト予約も始まったので、やはりDK2時代から使ってるアカウントに紐づけたいなと思い、公式の予約に切り替えました。

発売日は21日ですが、予約画面では21日までに発送となっていたので、少し遅れるのは確実。(これまでの経緯から、発送から到着まで大体3日かかる)
まあ21日の週末(25〜26日)までに届けばいいや、というレベル構えることにしましたが、発売日前日に香港から発送された旨のメールが届き、その後FedExの荷物追跡を見る限り、翌日朝には関空に到着。
これは下手すると21日当日に着くか?と思いましたが、関空で夕方まで留置された後、委託業者に引き渡された旨のステータス。
委託先が分からないので、その先のトラッキングが出来なくなりましたが、結局翌日22日の午前中にゆうパックで宅配ボックスに配達されました。
CV1のときの、3月28日発売のはずが発送の遅れで4月5日発売即発送のHTC VIVEに先を越され、第1弾すら4月半ばになったことを思えば、Oculusも成熟したものよ。

やたら豪華すぎたCV1の梱包に比べれば、だいぶ簡素になったものの、十分なRift S。(まあ梱包なぞ開けてしまえばどうでも良いが)
外部カメラがないので、HMDと専用コントローラだけとなり、ずいぶんスッキリしました。
同じOculusなので、PCのソフトはそのまま利用できるため、PC起動してHMDのケーブル(USB3.0+DisplayPort)を繋ぐだけでセットアップが始まり、HMDとコントローラのファームウェアアップデートをしたら、使用できるようになりました。

早速被ってみると・・・初期セットアップで認識するデバイスが減ったのがラクでいい。
さらに、プレイエリアの設定画面で、HMD内蔵カメラからの映像が(モノクロだけど)リアルタイムで表示され、その映像を見ながらコントローラで指し示すだけでプレイエリアを設定できるようになったのがスゴイ便利。
(まあウチは狭すぎて設定できなかったのでスキップしましたが)

尚このモノクロ映像(パススルー機能)は、いつでも呼び出せるので、HMDを被ったまま外の状況が分かるようになって便利です。
ただし、期待したほど綺麗な画質ではないので、文字とかを読めるほどではないため、やはりこれまでどおり鼻の上の隙間から外を見たいのだが、Rift Sでは鼻部分にゴムのガードがつき、隙間がほぼなくなっているので外が見れない。
なのでそのゴムガードを外したところ、CV1と同じように外が見えるようになりました。

セットアップを終えてデスクトップを表示させてみましたが、不安は払拭されました。
微増の解像度ですが、これまではどう調整してもクッキリ表示されなかったデスクトップの文字(アイコンの文字とか)がはっきり読めるようになったのです。
網目感はゼロではないですが全く気にならないレベル。
早速起動したACCでも、HUDの文字やダッシュパネルの文字もはっきり読めるし、何よりも画面全体がシャープで色鮮やか。
液晶だから残像感があるということも一切なく、黒もちゃんと黒に見えるし、若干彩度はCV1の有機ELに劣る気はしますが、比べなければ分からないレベル。
解像度はスペック上は微増ですが、実際有機ELのペンタイル方式は実解像度の60%しか画素がなく、解像度詐欺と呼ばれているらしいので、それを踏まえると画素比率では倍以上となる模様。
確かにそれを実感できる高画素化となっています。
長時間のレース走行でも目がチカチカしないので、快適でとても満足しています。

ちなみに一つだけ残念なことがあります。
初期版CV1に付属していたOculusリモートをRift Sに紐付けは出来ず、使えなくなってしまいました。
普段ドライブシムしかしないので、コントローラといえばハンドルとペダル。OculusのTouchコントローラはほぼ触ることはないので、VR画面の簡単な操作が出来るOculusリモートを重宝いしていたのですが、使えなくなってしまったので困りました。
Oculus Home画面からデスクトップ画面を表示させるのに使っていたわけですが、それが出来ないので初めからデスクトップを表示させられる「バーチャルデスクトップ」アプリを久々に使うことにしました。

そうそう、仮想現実世界の高画素化のついでに、現実世界の高画素化も計るため、6年ぶりにコンタクトレンズを買い直してきました。
既に度数が合っておらず、両目で0.7ギリギリくらいしか見えてませんでしたが、片目1.0くらいにアップグレードしました。
ところが、解像度を限界まで上げたところ、思ってもみない副作用が。
手元が見えなくなっちゃったのです。
PC画面くらいなら60cmくらい離れてるので問題ないのですが、スマフォの画面が全然見えない。
5〜60cm離せばなんとかなりますが、そうなると細かい字や画像が遠くて見えない。
これは・・・老眼!?
今まで老眼の人を散々バカにしていましたが、どうやら自分も年相応に見えてなかったようです。
度の合わないレンズのせいで見えていただけで。

ということで、もう一度コンタクト屋に行き、最新の「遠近両用コンタクトレンズ」に交換してきました。
今までのレンズが片目15000円で、遠近両用は片目2万円と少し高いですが、遠くも近くも見えるのは素晴らしいということで。
 
 
-No.785-にコメント

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OEdiary v1.02 - KappaNuma