2002年11月30日
| 昨今気になること
| あさ |
| 他のヒトにとっては、とってもどーでもいいことですが、 最近気になることがひとつ。
ストリート用スポーツバイクのブレーキキャリパーの、 ラジアルマウント化です。(ホントどーでもいい・・・)
ブレーキキャリパーのラジアルマウントと言えば、 '98年にGP250でアプリリアが使い始めたまだ新しい方式で、 写真のように、キャリパーボディをフロントフォークのアンダー ブラケットに対して、正面(ラジアル)から締結するという方法。
通常の並行方向に締結する方法と比べて、 キャリパーの剛性がアップし、ハードブレーキング時の車体の スタビリティを保てるらしい。
最近では最高峰GPマシンは、ほぼ完全にこの方式に移行、 スーパーバイクや各種プロダクションレースでも使われ始めている。
・・・で、まあそんな性能の話は置いといたとして、 単純に「カッコいい」じゃないですか。コレ。 でも、ストリートバイクに採用されるような技術じゃないと 思ってたわけ。
ところが。 なんといきなり、アプリリア、スズキ、カワサキの3メーカーの ストリート用スーパースポーツの2003年型に採用されると言うではないか。 各メーカー、先に出せば市販車初のハイテク技術だとして、 発売時期を競っているという。
ぬぬ〜・・・クソー悔しい。
アプリリアはともかく、国産バイクに出し抜かれるって、 かなり悔しい。 如何にブレーキメーカーが国産のトキコだとは言え、 ラジアルマウントのトキコキャリパーは、意外にカッコいい。 ましてやアプリリアはもちろん、bremboだ。
発表された'97年当時はハイテクを誇った我がF4も、 今や目新しさはほとんどない。 そもそも'91年ごろから開発してるっていうから、 開発期間が長い分、熟成はしても技術的には遅れていく。
当時流行っていた6ポットキャリパーも、 最近はだんだん使われなくなってきてるし、 結局あまり有効なテクノロジーじゃなかったわけだ。 実際、見た目がゴツイ分、効きそうな気はするが、 やっぱりbremboの4ポットのほうが良く効く。 現に、天下のbremboはついぞ6ポットなんかに手は出さなかったし。
下にもあるように、最近ブレーキで悩んでたので、 余計にこういう技術の流れが悔しく感じてしまうのです。
ああ・・・せめてキャリパーをbremboに替えたい・・・ ラジアルマウントなんて贅沢は言いませんから・・・ | ちなみにこれはF4に装着されたレース用パーツ
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