2012年 7月 4日
| 【宇宙】ヒッグス粒子発見!
| よる |
| 宇宙ヤバイ
昨日予告がありましたが、CERNのLHCでの実験により、ついに神の粒子「ヒッグス粒子」を発見したそうです。(確度99.999999%で) ヒッグス粒子といえば質量を決める素粒子。 ビッグバン直後は質量を持っていなかった物質が、光速で自由に飛び回っていたのに、 その100億分の一秒後に「相転移」を起こしてヒッグス粒子が物質にまとわりつき、動きづらくした原因とされています。 ・・・何だか分からない説明ですが、素粒子物理学の世界に限らず、ノーベル賞ものの大発見です。
まあこれが見つかったからといって何か新しい技術が実用化する訳でもなく、ただ今までの理論が実証されたということに過ぎないのですが(物理学界ではドエライことですが)、標準理論で予言されたものがすべて発見されたということは、標準理論に間違いがないという立証になり、ひいては現代物理学が正しい方向に進んでいる証左となります。 こないだはニュートリノが光より速いのは嘘でした、という相対性理論を補強する結果も出たし、量子論と相対論がどちらも正しいとなると、いずれはその二つを繋ぐ統一理論への道筋も見えてくるのではないか・・・と。 (ちなみに相対論は光より速い存在を否定している訳ではなく、質量を持つ物質が光より速く移動することを禁止しているだけです)
まあぶっちゃけ、統一理論も出来て欲しいけど、どうせならタキオンとかモノポールとかダークマターが見つかったほうが面白いし、直近で言うなら、
はやくベテルギウス爆発しねーかな〜ってトコでしょうか。 | | | |
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