2024年 7月 4日
| 【PC】4年間も設定の間違いに気づかなかったなんて・・・
| ひる |
| 2020年4月、新型コロナウィルスによるロックダウンが始まった頃、弊社でもリモートワークが主体となりました。 会社の自席PCを社外から遠隔操作する方式で自宅PCは任意に選択できるので、当初は手持ちのMacBookを使ってましたが、13インチの小さい画面で7時間半仕事するのは想像以上に疲れます。 それにMacBookのキーボードは打ちやすいのですが、テンキーがないこととMac配列のキーボードだとWindowsの操作に若干支障があることもあり、早々にMacBookのみで仕事するのは諦め、据え置きモニター+キーボードを買うことにしました。
リモートワークが一気に広まったせいでノートPCやモニターなどのPC周辺機器が飛ぶように売れていたため、好みのメーカーとかを選んでいる余裕はなく在庫のある商品をとにかく探すしかない状態。 幸い、まだ安値のモニターが残っていたためこちらを購入しました。 21.5インチのBENQ GW2280、当時12800円ほど。
 所詮仕事用だし特にスペックは気にしませんでしたが、唯一の必須条件としたのはVESAマウントのネジ穴。 その当時メインのゲーミングPCで使用していたモニターが既に10年落ちのイイヤマ製で、もし新しいモニターの方が性能良かったら入れ替えようと思ったからです。 メインPCのモニターはガス圧アームに取り付けているため、入れ替えるにはVESAマウントが必須でした。 仮に入れ替えないにしても、コロナ明けには不要になるだろうということもあり、セカンドモニターとして使うにしてもやはりVESAマウント要るだろうと。
 ところが届いたモニターをMacBookに繋いでみてガッカリしました。 コントラスト比が低くて色が薄いし、何より黒がまったく黒に見えない明らかなグレー。 いろいろ設定をいじくってみたけど改善しない。 これまで買ったことはなかったけど、BENQと言えばゲーミングモニターを作ってるくらいなのでそれなりにスペックにも煩いメーカーのはず。 なのにこれは酷い画質だなあ、しかし1万円そこそこではこんなもんなのかな。 これではイイヤマと入れ替えはムリだなと諦め、しばらくリモートワークで使用していましたが、そもそも食卓で7時間半座りっぱの作業に耐えられなくなり、結局2〜3ヶ月後にはメインPCの方に移動することになり、BENQモニターは使わなくなりました。 (当初は自由に好きな場所でリモートワークしたいと思ってMacBookを使ってましたが、自宅内で一番居心地が良い椅子はメインPCのバケットシートだった) とは言え、ほぼ同時にリモートワークが始まった嫁さんがBENQを使ってくれることになったので、ムダにはなりませんでした。
そうこうしているうちにメインPCのモニターの方は、今も快適に使っている34インチのLG製ウルトラワイドに買い替えました。 BENQの方は3年ほど使ったあと嫁さんが退職しリモートワークもなくなったため使われないまま放置されてましたが、メインPCのセカンドモニターとして使う用途が出てきたため設置してみることにしました。 イイヤマの頃はガス圧アームの向きを変えることで真横にある電子ドラム用モニターにしたりが簡単に出来たのですが、LGのウルトラワイドは横幅があり過ぎて、回転させるときに気をつけないといろいろぶつかるので向き変えがおっくうになっていました。 そこで電子ドラム専用としてセカンドモニターを設置すればいいじゃん、ということで。 ガス圧アームもイイヤマ用のヤツが余ってるので使わない手はない。 (34インチウルトラワイドが重すぎて23インチイイヤマ用アームでは支えられなかったので買い替えた)
相変わらずコントラスト比が低く画質はイイヤマの方がまだマシですが、イイヤマよりかなり軽いこととベゼルが今風の薄いタイプなので見た目はマシと思い。 しかしながらせっかく常用(とは言え普段は使用しないのでOFFにしてますが)しようとしてるのにホントにこの画質が限界なのかな・・・と気になり、試しにこの型番のスペックを調べてみると・・・
・コントラスト比3000:1でかなり高コントラスト表示のモニター
・・・と書かれているではないか。絶対ウソやん! そんな訳ないやん! もしかして元々故障していた? とは言えもうとっくに保証期間は過ぎていて今更交換もしてもらえない・・・ スペックをまったく気にしていなかったため、こんなもんだと思って使ってたせいで・・・あまつさえコロナで品薄の時期だったし。 念のためモニターの説明書を読んでも特に設定項目に関しては何も書いてない。 「アナログD-SUB入力を除き、デジタル入力の場合はすべてデフォルトで最適設定になります」と書かれているだけ。 しょうがないので最後のあがきで、既にさんざんいじったモニター本体の設定をすべて確認してみたところ。
 なんと最後の最後にあった設定「HDMI RGB PC範囲」という項目を自動設定から変更すると、劇的にコントラストが変わった!! 今まで見たことがないくらい、黒が真っ黒に見える。 LGのウルトラワイド(HDR表示も可能なそこそこ良いヤツ)と同等の黒さ、もちろん10年前のイイヤマよりも美しい。 えーーーーーーーーーーーこんな設定前からあったっけ? ていうかデフォで最適設定になる、と説明書に書かれているのになってないやんけ!
「HDMI RGB PC範囲」とやらをググってみると出てきました。 NVIDIAのコンパネにある設定が「限定」モードになってるとこうなるらしい。 ・・・確かになってたので「フル」に設定してみた。 そしたらモニター側設定がデフォのままでもキレイになった。
 一番最初にこのモニターを接続したのはMacBook Pro(13.3インチ Late 2013)です。 次に接続したのは嫁さんの会社貸与PCです。 最後に接続したのは自作のゲーミングPCです。 すべて同じ表示(コントラストの低い画質)でした。
つまりは確かにモニターの設定はデフォで合ってるけど、PC側の自動認識が間違っていてその設定を手動で変えなきゃいけなかったということ。 しかし3種類どのPCと繋いでも同じ画質なら、フツーはモニター側を疑う(故障か仕様かはともかくとして)だろう。 結局間違った設定が自動認識されてしまうのはモニター側の問題なのでは?
まあ気づいてよかったけど、4年間も画質の低いモニターとして諦め気味で使ってきたなんて・・・なんともったいない。 ・・・しかしRGBの限定出力設定て、こんな設定いまどき要るか? | | | | |
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