2010年 9月12日
| HDR写真撮影
| ひる |
| iOSが4.0.2→4.1にバージョンアップしました。 今回の目玉は、HDR写真が撮れるようになったこと。(iPhone 4のみ)
デジカメのCCDやCMOSというのは、人間の目に比べるとダイナミックレンジが狭い(明るさの階調が少ない)ため、明暗の強い構図だと白飛びや黒潰れを起こしがち。 そこで、露出を変えた写真を同時に撮って、それらを合成し、デジタル的に広いダイナミックレンジ(HDR)を作り出そうというものです。 百聞は一見にしかず、天気の良い日に撮った写真がこんなカンジになります。(左が通常、右がHDR) ホワイトバランスや露出を手動で変更できないiPhoneとしては、空を白飛びさせないためには、今までは空にフォーカスを合わせる必要がありましたが、 そうするとトーゼン、手前のビルとかが暗く写ってしまうような構図。 HDRならビルに露出を合わせておけば、問題なく空もキレイに写るというワケです。 まあ風景写真なら、フォーカスが甘くても気にならないので、「空に露出を合わせる=フォーカスを空に持っていく」でも問題ないのですが、 そこそこ近距離の撮影の場合(大抵の場合)、白飛びを嫌って明るい背景にフォーカスすると、ホントに写したい被写体がピンぼけになることもある訳で、 手動で調整できないiPhoneには必須の機能と言っても過言ではないかも。
ただし問題点も。 HDRをオンにすると、保存に数秒かかるのはしょうがないとしても、そもそも動いてる被写体には向かないこと。 露出の違う3枚を同時に撮る、と言っても厳密にはコンマ1秒程度の時間差があり、動いてる被写体をHDRで撮ると、それが残像となって現われてしまうのです。 高性能なデジタル一眼レフレベルになれば、それをさらにデジタル補正して残像をなくしたり出来るのかも知れませんが、iPhoneレベルではこれが限界。 ・・・まあでも、せめてグレーの残像じゃなくて、も少し背景になじませたりくらいなら、iPhoneレベルでも出来そうやけどなあ・・・ でも、その判別と修正をやってたら、保存時間がさらに伸びてしまうのかなあ・・・
まあともかく、iPhoneレベルではないよりあったほうがマシ、それにもしHDRよりもオリジナルのほうが良かったとしても両方保存されるので、あとで選択できるのも吉。
P.S. 最近はだいぶネコ草の育て方もマシになってきて、失敗はしなくなってきてますが、育って食べられるようになるまで10日ほどかかり、メンドウはメンドウ。 はじめからカイワレみたく生えて売ってるのはないのか! ・・・と言ってたら花屋さんが「ウチにはないけどあるとこもあるよ、ただし700円くらい」という情報も。 ところが、昨日1個離れたホームセンターのペットコーナーに、フツーに売ってるのを発見!!
あるんじゃないか、あるんじゃないか〜と、妙に嬉しくなってしまいました。(ただの草なのに) でも、安い方でも248円、美味しそうな(?)方だと298円。 ちなみにいつも買ってるネコ草キットは、2回分の乾燥土と種が入って210円。 ウチのネコも好きとは言え、ただの草に数百円と思うとなんか高いよなーペット向け商売ってボッタだよね〜
まあ緊急用としてはアリですかな、と思いました。(緊急にネコ草が必要なシチュが思いつかないが) | | | |
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