| さて、アプリリアRS250のHID化ですが、意外に安く済むかも知れません。
行きつけのバイク屋レッドバロンの工場長に、アグスタのオーリンズショックを抜いといてもらってたので、半年ぶりに赴きました。 時間がかかっちゃったから・・・等の理由で、なんとショックの工賃はタダでした。 付けるときは1万円くらいかかったのですが、なんと良心的なことよ。
アグスタ本体はもう廃車されてなくなってましたが、パーツの残骸がまだ残ってたので物色していたら、なんかHIDのバルブとイグナイターが無傷で残ってるじゃあないですか。 バルブは少し焼けていましたが、破損してない限りはまだ使えるはず。 あとはコントローラさえあればHIDキットとして使えそうな予感がします。 なにせHIDキットってのは、価格の大半がバルブなので・・・
このアグスタ専用のバルブはハロゲンランプの規格でH3用。 ところがアプリリアのほうはH1で、形状が全然違います。 もしバルブが使えても形状的にムリなら装着は不可能。
ところが! そのバルブをウチに持って帰ってH1のハロゲンバルブと並べて、よくよく見るとなんか、このHIDバルブは「H3用のアダプタをかましたH1用」に見えるんです。 で、シリコン樹脂でくっついていたそのアダプタを外してみると・・・アタリ! H1でした。
このバルブがまだ生きてたら、後はコントローラの価格だけでなんとかなります。 ちなみにAbsoluteのコントローラが15000円。
さて、次にメールで問い合わせしていたレース用カウルですが、少し悲しいお知らせです・・・
最初に問い合わせたメールには返答がないので、よくよくサイトを見たら、そこは北米大陸にしか販売してないショップでした。 アメリカのバイクショップはこーゆーのよくあります。 以前もロッシのヘルメットが激安なので注文したことがありますが、2店舗で注文してどちらも「日本には送れマセーン」と一方的に取り消されたことがあります。 注文フォームの「Country」にちゃんとJapanがあるにもかかわらず、です。
そこで今回は、とりあえずメーカーサイトへ行って、取り扱いショップの中で西海岸(カリフォルニアあたり?)の店を選んでオンラインショップサイトをチェックしてみたところ、やはり北米かせいぜいヨーロッパまでしか配送できないショップしかありませんでした。
しょうがないのでメーカーサイトで泣きを入れて、日本から買えるとこを教えてくれ、とメールしてみました。 すると向こう時間で夜中なのにすぐ返答があり、郵便番号と商品名を書きたまえ、と横柄なメールが来たので、欲しいブツと必要事項を記入して横柄に返してみました。 そしたら半日後返答がありました。 「パーツ価格は440USD、送料430USD、計870ッスよ。出荷まで4週間」
そ、送料430ドル!!?? パーツ価格とほとんど一緒!? ていうか、いくらバイクの外装一式でガワがデカイゆーても、重量は知れてるし、飛行機でもなくて53000円もするってか!? 人間がエコノミークラスに乗ってもそのくらいで行けるんじゃ!? ・・・まあ確かに軽くてもかさばるのは事実だけどね・・・
「た、高え・・・考えさせてくれ」とだけ返信しておきましたが、向こう的には「どうしても欲しいならそのくらい払えよ」てなカンジが(横柄な態度で)分かるので、(ていうか外人とのやり取りってみんなこんなカンジやけど・・・)値下げの可能性は低い。
残された道は、レッドバロンに頼んで取り寄せてもらう方法かな。 以前もイギリスから頼んだことがあるけど、そうムチャクチャボラれた覚えはないので。
| 上:目指すところの'99 RSV500原田マシン。 中:分割ライン以外ノーマル形状のカウル。 下:件のカウル。この下側が完全に塞がっているのが重要。分割ラインが原田マシンに近い水平なのもなお良し。
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