2007年 3月20日
| PCサイトビューア & EZナビウォーク♪
| ひる |
| PC取り込みファイルに関しては、904SHの自由度にはかなわないが、やはり通信関連に関してはあからさまにauのほうが上。 というか、こなれてる。
904SHにもボーダ機としては3機種目のGPSが内蔵されていた。 ボーダのナビはアプリとして提供されるので、1つのソフトに縛られず好きなアプリをインストールして使える〜♪ ・・・という自由度はあったが、そうそうボーダ専用アプリを開発してくれるベンダーがあるわけでもなく、実質はプリインストールの「ゼンリン it'smoナビ」か「NAVITIME」くらいしか選択肢はなく、オレは月額368円でゼンリンを使用していたわけであるが、ケータイ初のVGAでナビが出来る、という売り文句はともかく、そもそも外部アプリであるがために起動が遅い上に、衛星との通信も時間がかかりあまつさえ精度もイマイチ悪いし、その後の地図表示に至っては表示されるまでに茶が沸き、カーソル移動でラーメンが作れ、拡大縮小しようもんなら日が暮れるってなもんで、まあ実際大げさな話なしに言っても、いざ現在地を知りたいとか、ナビしたいとかで表示させようとしても、表示されるのをイライラと待ってる間に通り過ぎるとか、目的地を先に見つけてしまうとかが多いわけで、あまつさえボーダは電波のつかみも悪いので、山間部でナビアプリを立ち上げても何の役にも立たない。(一気に読んでください) ホントに使いたいときに役に立たない上に、インターフェースがこなれてなくて、地図表示以外の検索機能でも入力に失敗して何度もやり直させられたり、いろいろ使い勝手は悪いくせして、夜間になると地図表示が夜景ぽくなるとか、どーでもイイ機能がついてたりして、ホントにこれケータイ向けに開発されたのかな・・・と疑ってしまうこと多々あり。
それに比べ、さすがはEZナビウォーク。
起動は瞬時だし、精度も抜群、もちろん地図表示も速い。 各種検索機能も使いやすく、目的の場所をすぐに見つけられ、現在地からのナビ開始も迷う操作はまったくなし。 その上、「声で検索」とやらがやたらと使い勝手がイイ。 いわゆる検索キーワードを音声で入力できる代物だが、この手にありがちな実験的なものではなく、すでに実用に仕上がっている。 「〜(駅名)のダイエー」とか、おおざっぱなキーワードでもちゃんと拾えるのが驚きだ。 「梅田」とかの短い名前なら手入力でもそれほど苦ではないが、「学研奈良登美ケ丘」とか「天神橋筋六丁目」とか「西中島南方」とかとてもじゃないがゴメンこうむる名称の駅とかは、あきらかに音声入力のほうがラクだ。 しかも思ったより精度が良く認識してくれて、十分に実用に足る。
う〜ん、ここまで快適だとバリバリ使い倒したくなるな。 今までは月額払ってるのがもったいないほど使ってなかったので(かと言って使うときだけ368円払うのはバカらしいし)、まあそれと言うのも使い勝手が悪いからなんだけど。
あと、auのVGA端末で唯一横表示に対応しているPCサイトビューア。 これがまた素晴らしい。 こちらもアプリのjigと違い、組み込みのOperaブラウザで起動が早い。 文字も限界までに小さく出来、画面に5cmくらいに近づかないと読めない(笑 さすがにPCサイトは広告画像やらなんやらで重いので、表示に時間がかかるのはしょうがないが、jigの1.5倍は速いと見受けられる。 最初は慣れなかった指紋センサーによるカーソル操作もだんだん慣れてきて、今ではカーソルで円が描けるくらいには上達した。 うん、十分使えるインターフェースだ。
Softbankの最新全部入りのスライドケータイである、「911T」もPCサイトブラウザの横画面表示が出来るが、こちらはケータイ用のピクトアイコンやメニューボタン表示のおかげで、せっかくの800x480の画面も左右がめいっぱい使えないのだが、W51HのOperaはフルスクリーン表示が出来るのでさらにお得。 (時計表示はなくなるが、サブディスプレイを見ればよい) 一応904SHのjigも横画面表示は出来たが、同じく使えないエリアが広すぎて、実質縦画面と表示できる幅は変わらん・・・というしょうもなさで使えなかったし。
左が東芝の911Tの表示で、右が我日立のW51H。同じWVGA液晶でも使い方ひとつでこのように快適表示に!
やはり見れば見るほど、触れば触るほど、小さなPCとしての機能を如何なく発揮している素晴らしい端末だ。 あとは、Operaがau Music Portでお気に入りの追加や整理が出来たら完璧だったのにな〜・・・ | | | |
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