2021年 5月23日
| 【バイク】TRANSIT SCXをアップデート
| ゆうがた |
| バイクと言ってもチャリの方ですが。
超ひさびさに、装備をアップデートすることにしました。
最初はチャリ自体のアップデートをするつもりはなくて、単に空気入れのアップデートでした。 これまで使っていた携帯用の小型手動ポンプでも悪くはなかったのですが、やはりそれなりに力仕事が必要で、冬ならともかく夏場の暑い時期には、 これからチャリで出かけようとタイミングで空気入れをすると、出かける前から汗だくになるという状態でした。 クルマもバイクも売ってしまって、チャリしか乗り物がない状態なので、最近は1kmほど離れたホームセンターとかにチャリで行くことが多くなり、 空気入れの出番も多くなっていて手動のままではちょっとシンドイので、そろそろ電動ポンプを試してみようかと。
中華製ですが、まあまあ悪くなさそうで1000円OFFクーポンもあったので、買ってみました。 試しに自分のチャリ(TRANSIT SCX)で使ってみると、ちょっとポンプ音がうるさいですがかなり強力にあっという間に設定した60psiまで入れてくれました。 尚デフォルトは60psiですが、150psiまで設定可能とのこと。しかもプリセット出来るので、バイク、クルマ、ビーチボール用など別々に設定しておいてボタン一つで変更可能。 なかなか便利ですが、タイヤ6本にフル充填可能とあるものの、20インチのチャリ用タイヤ2本をフル充填したらほぼバッテリーがなくなりました。 まあパンクしたときでもない限りフツーは継ぎ足し充填なので、十分と言えば十分ですが。
で、今はチャリのシートポスト裏にセットしてある手動ポンプの箇所に、この電動ポンプをセットしたいのですが、これ用の固定パーツは付属していない。 (盗難防止で普段は外しときますが、乗車時はどこかに固定しておきたいため) じゃあ3Dプリンタで作るかとなって、ピッタリサイズのものを作るのにチャリをベランダまで運んできて、寸法を測りジャストサイズのパーツを作りました。
せっかく部屋までチャリを上げてきたので、ひさびさに細部を見ていたら、もうそこらじゅう錆々。 スチールはおろか、アルミまで錆まくりで悲惨な見た目です。さらにフォークブーツのゴムもボロボロ。 まあ、2004年に買ったのでもう17年も前、あまつさえ雨ざらしだったときもあるので、使い方が雑でやむを得ない。 しかし12万円もしたチャリなんだから、せめて純正のボルトナットくらいはステンレスにしといてくれても良いのに。
ホイールやフォークのアルミの錆は簡単には取れないので、とりあえずドライブシャフトカバーの錆を隠すために、カーボンシートを巻き付けてみました。 それと、そのシャフトカバーに取り付けていた車輪ロックのステー(ホームセンターで購入)も錆々だったし、 そもそもネジ1か所で固定していてクルクル回ってしまい、車輪とロックがたまに擦れることがあって嫌だったので、ステーも3Dプリンタで作ってみました。 PLA樹脂なのでちょっと強度の不安はありますが、一応ガッチリくっついてます。カーボンシートも悪くない。
尚、リヤショック部分は以前、7〜8年前にダンパー(ゴムかなんかの樹脂製)が抜けてボロボロになってたのでホームセンターのゴムシートに入れ替えて補修したのですが、 数年前にまた抜けてしまっていたので、この機に再補修することに。 ちょうど良い径のゴムダンパーが売ってなくて、ゴムシートをスマキにしたものを突っ込んでましたが、やはり強度がなかった。 今回はストロークを減らしてゴムの体積を減らして多少強度を稼ぐ方向で、ダンパー内にちょうど良い径の金属を探した結果・・・ ラチェットレンチのソケット(22o)がピッタリ径だったので、これを使うことに。ゴムダンパーは机とかの脚ゴムで、 これまたあんまり強度なさそうだけど、まあ数年持ってくれればいいや。
そうこうしているうちに、ハンドル回りもガタが来ていて、いろいろとっ変えたくなってきました。 ホントはフォークブーツがボロってるのでフロントフォークごと変えたいのですが、なかなかこのバイクのサイズに合うのがない。 それよりも駐輪場に止めてるときにハンドルが左右のチャリと干渉して、出しにくいことも多いので、折り畳み式のハンドルに替えたい。 で、ちょうど良いカンジのハンドルを見つけたので、ついでにグリップとベルも新しくしてみようということに。 しかしここで問題発生。 純正のステムでは構造的に折り畳みハンドルを付けられないので、ステムごと交換しなくてはいけない。 しかしちょうど良いサイズのステムがなく、ちょっとハンドルが低くなることなりますが、一応デザインも悪くないステムと折り畳みハンドルをセットで購入しました。
さて、古いハンドル+ステムを外して新しいステムを装着しようとしたところで、またまた問題発生。 ステムのシャフト(インナーチューブ)が少し長い。1pほど短くしないとステムが固定できない。 しかし、事前にフロントフォーク交換方法を調べていたので、パイプカッターで切れば良いことを知っていました。 幸い、ステムシャフト内に圧入してあるスターファングルナットとやらいうものは、2pくらいの深めに圧入してくれてあったので、1pくらい切っても問題はない。 で、ホームセンターでパイプカッター(念のためステンレス用)を買ってきて、初の金属パイプカットに挑戦。 写真ではもう切った後ですが、さすが専用工具、キレイに切れました。 これでステムが固定できるようになったので、早速新しいステムを装着し、さっさとハンドルもつけてしまいました。 ブレーキマスターはもちろんそのまま流用。(アルミ錆が酷いけど) あまり幅があり過ぎはイヤなので、全幅560oのを買いましたが、ギリギリ全パーツが収まりました。 尚、最初はヘッドライトホルダーを中央のベース側に付けたのですが、そうするとこのようにハンドルを折りたたむと干渉してしまう。 ダサいので左ハンドルの空きスペースに移動しました。(右はもうスペースがないので) これでちゃんと90度折りたためるようになりました。
実は見てのとおりシートも変えています。少しレーシーなヤツに。 ホントはシートポストもダンパー付きのヤツに変えたかったのですが、最初に買ったヤツ(OAチェアみたいにレバーで高さ調整がすぐ出来る優れもの)は、 パイプ径が30.9mmもあり全然はまらず。 やむなく返品して新たに買った27.2mmのヤツ(これはダンパーのみで高さ調整は出来ない)もなんとハマらず。 よくよく今のシートポスト径を見てみると、25.8mmと書いてある。 大抵のダンパー付きシートポストは27.2mmが最小で、25.8oなんて存在せず、25.4mmというのはあるがちょっと不細工なゴムブーツ付きのみ。 昔々、最初にこのバイク用に買ったアフターパーツがダンバー付きシートポストで、特にサイズも測らずフツーに装着できた(がすぐに盗まれた)ので、 シートポストのサイズなんて種類はないのだと勝手に思ってましたが、よく見たら無茶苦茶サイズの種類がある模様。 うーん、全然知らんかった上に2回も間違って購入してしまった。2回目の27.2mmの方は幸い嫁の電動アシストチャリと同じサイズで、活用できたから良かったけど。 盗まれたのと同じ形状とサイズのシートポストが、いくら探しても売ってないのでとりあえず諦めました。
ちなみに、かなりライディングポジションが変わったので、最初は違和感がありましたがすぐ慣れました。 そもそもハンドルが下がったことでレーシーな前傾姿勢となり、レプリカバイクの姿勢に近くなって自分には馴染みのある快適姿勢です。 | | | |
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