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  2020年 7月 5日 
【PC】ネット回線とテレビをケーブルから光へ
  ひる
ついにウチも光ファイバー回線を利用することにしました。
なんせカレコレ16年間、J:COMのケーブル回線しか使ったことがなかったのです。

1996年、実家住みの頃に友人からSHARP x68k Proを貰いパソコン通信を始めました。(以前から家にあったNEC PC-9801Fは通信機能がなかった)
アナログの28.8Kbpsモデムで通信料を気にしながらテクノ音楽をダウンロードをしていたのを思い出します。

1998年、Windows95 OSR2の自作PCでインターネットを始めたときは、64kbpsのISDN回線に切り替えました。
既にその頃、10Mbpsという当時としてはとんでもない高速回線のケーブルTV網が一部地域にはありましたが、当時住んでいた地域は圏外でした。
もちろんこの頃は常時接続ではなく、ダイアルアップ接続で通話料金がかかるため、もっぱらテレホタイム(23時〜8時)の利用でした。

2001年、ADSL回線サービスが圏内でも始まりました。
ケーブル回線はまだ利用できなかったので、ウチもADSLにすることにして当時利用できたNTTのADSLに切り替えました。
最初は1.5Mbpsとかでしたが、それでもISDNの20倍以上高速。ついにブロードバンド&常時接続の時代に突入しました。
一部地域では光ファイバーサービスも始まりましたが、もちろんウチみたいな田舎では全然圏外でした。

2004年、実家を離れて一人暮らしとなりましたが、ようやくJ:COMのケーブル圏内となったため、一も二もなく憧れのケーブル回線を敷きました。
当時のケーブル回線速度は下り30Mbpsくらいでしたが、ADSLよりもはるかに高速で快適でした。

2009年、引っ越すことになりましたが、引越し先でもそのままJ:COMケーブルを使い続けました。
ついでにケーブルTV(デジタル)も申し込んで、BS/CSが観れるようになりました。
当時はアナログ・デジタル放送の並行期間でしたが、ケーブルTVの良いところはブラウン管TVでもデジタル放送を表示できるところで、TVの買い替えを焦る必要がありませんでした。

2013年、新築の分譲マンションを購入し、また引っ越すことになりました。
ネット回線の選択肢は、NTT光、KDDI光、eo光、J:COMケーブルでしたが、回線速度は当時J:COMも160Mbpsになっていて光ファイバー勢にも負けてなかったし、
ケーブルTVで観れるBS/CSチャンネル数も70ch以上あり、ひかりTVの50chとかに優っていたため、またもや是も非もなくJ:COMケーブルと契約しました。
ついでに固定電話もケーブルで追加契約して、インターネットもTVも電話も快適に利用していました。

2016年、それまではあまり利用していなかったオンラインゲームを始めました。
正確には2015年から始めたAssetto Corsaなのですが、当初から利用していたVRモード(Oculus Rift DK2)だとUIがないため、まともにマルチは出来ずもっぱらシングルプレイのみでしたが、
2016年6月のOculus Rift CV1対応で、ついにVRモードでUIが使えるようになったため、マルチを始めた訳です。
ところが、その時になって初めて、J:COMケーブル回線の弱点を思い知ることになります。
J:COMの回線速度は、下りは公称160Mbpsと遜色ない速度が出るのですが、上りが5〜8Mbpsと極端に遅く、尚且つPINGが日本国内でも30〜50msとかなり悪い。
スループットはともかくとして、PINGが悪いとオンラインゲームにもろに影響します。
日本国内のサーバならば、50msでも何も問題はないのですが、海外、とくに欧州のサーバだと300ms前後となります。
欧州サーバ(特にフランス)ではPINGが悪いユーザを弾くスクリプトを組み込んだところが多く、ログインすると数秒以内に追い出されてしまいます。
他の国のサーバはスクリプトが入っていないことが多いのですが、それでもPINGが悪いユーザと一緒に走るのはみんな嫌がります。
なんせレースゲームの場合いわゆる接続ラグが発生し、瞬間移動(ワープ)することがあるからです。
接近戦バトル中にワープされたりすると、無用な接触等のアクシデントが発生しレースが台無しになるため、PINGが悪いユーザには近付きたがりません。
じゃあ欧州サーバじゃなく国内サーバで遊べば良いじゃん、という訳にもいかず。
Assetto Corsaはイタリア製のゲームなので、日本サーバなんてあっても人がほとんどおらず、人気のマルチサーバは基本海外しかも欧州です。
となるとAssetto Corsaでマルチを楽しむには欧州サーバに入らざるを得ず、ほとんどがPING300ms前後で追い出されるか迷惑をかけるか・・・

2019年、さらにマルチ向きとなったAssetto Corsa Competizioneが発売されましたが、もちろんこっちも状況は変わらず。
今の回線のままPINGを改善すべく、いろいろツールを入れたり試行錯誤してみましたが、根本的には何も変わらず。
となると回線を他に変えるしかないのか・・・ということになりますが、光回線は混雑していて速度はさほど出ないとも聞くし、なかなか切り替えには踏み切れませんでした。
そもそもケーブルTVの方は快調だし、チャンネル数も多いし。(同等チャンネル数のスカパーという選択肢はあるが、パラボラアンテナを自前で設置したりが面倒いし)
ネット回線だけ光にしてTVはJ:COMのままというのは、無駄にお金がかかり経済的ではないし。

ところが、ちょうどその頃6年ほど使用したJ:COMのセットトップボックス(STB)が故障しました。
HDD付きでダブルチューナーの、Panasonic製の古い型でしたが、特に問題なく利用できていたものの、急に電源が入らなくなりました。
レンタルだったので(J:COMのSTBはレンタルしかない)連絡するとすぐに交換機器を持ってきてくれましたが、PanasonicのSTBはもう生産してないらしく、
新しくトリプルチューナーとなり、HDDの容量も増えた(160GB→2TB)Pioneerの機種に変わりました。
しかもレンタル料は今までと同じ月850円で、性能良くなってラッキーと思っていたんですが・・・このSTBが酷くて。

【1:恐ろしいモッサリ感】
故障交換の作業員の人が設置時に、「旧機種(Panasonic)よりちょっと反応悪いですが」と言っていたのですが、これがちょっとどころではなく。
とにかくモッサリ、リモコンのボタン押してから画面遷移するのに1秒くらいかかり、レスポンスが悪すぎる。
画面によっては0.5秒くらいだったりするが、それでもモッサリ感は否めない。何をするにも遅くてイライラ。

【2:意図しない予約録画】
毎週録画とかの場合、特集番組とかで1週飛んだりしたら普通はその週は録画しないはずなのに、番組内容無視してそのまま録画したり。
END時間をちゃんと指定した予約録画なのになぜか少し前に録画終了したり。結果ケツが切れる。(特に前番組が押したりとかした訳でもなく)

【3:電源が落とせない!/勝手に落ちる!】
普通は録画がされてる最中でも表向きは電源切れるよね。大昔のVHSレコーダーとかだって。
ところがコイツは録画中電源が落とそうとすると「ムリ」って言われる。
その程度良いじゃん、て思うけど非常に不都合が多い。
HDMI-CEC機能でTVやアンプの電源と連動させてると、STBが切れないとTVやアンプも切れないし、予約録画が始まると真夜中とか留守中に急にTVが点いてしまう。
結局HDMI-CECはOFFで使う訳ですが、それでもTVを付けたとき予約録画中だったりすると、そのままTVを観てるといきなりブチっとSTBの電源が切れる。
予約録画が終わったから自動でOFFになる訳ですが、こっちが別のチャンネルを観ていようがお構いなく切れる。
なんか仕様がおかし過ぎる。

【4:映像が乱れる】
有線のケーブルなのでUHF電波とかと違い画質安定してるはずが、一瞬映像が乱れたりすることが高頻度で発生。
最初は元の放送局電波の段階で乱れてるのかと思ってたけど、どうもこのPioneerに変えてから頻発している。
一瞬の乱れだからほぼ気にならないけど、アニメオタクはブチ切れるだろう。

リモコンが電波モードに対応しているので赤外線と違ってSTBの受光部に向けなくても良いとか、旧機種より良くなった点もあるが、悪い点が多過ぎる。
尚、J:COMに聞いても同じレンタル料で他のSTBの選択肢はない。
そんな訳でSTBの使い勝手に耐えられなくなり、PINGのこともあって、ついに回線を乗り換えることにしました。

ちなみに最初はより高速回線を目指してNuro光とかを検討していたものの、そこがマンション住まいのネック。
光回線はいわゆるVDSL方式というヤツしかなく、直接各戸に光回線は来ていない。
共有部のMDFから各戸まではただの電話回線となるため、最大で100Mbpsしか望めない。(その100Mbpsですら皆でシェアだ)
独自に電柱から光ファイバーを引き込むという選択肢もなくはないが、マンションの管理組合の承認を得ねばならず、おそらく却下される。
(壁の穴開けが必要だからダメとかそんな理由で)
マンション購入当初は前述のとおり光回線は検討しておらずJ:COMケーブルで安泰だと思っていたので、VDSLなんて気にもしてなかった。
当然、VDSLではNuro光(2Gbps)のメリットなんてないので、このマンションにはNuro自体が導入不可でした。
となると、光に乗り換えたところでスループットの低下は否めず、PINGが改善するかも未知のまま試してみるしかない。

混雑してそうなNTT回線よりも、KDDIとかeoとかの方が見込みがありそうではあるが、今回一緒に移行したいBS/CSに関しては、調べたところNTT系の方が有利な模様。
ということで、とりあえずNTT回線で行くことにしました。
あまり詳しくは調べず、たまたま見つけた価格コムのキャッシュバック(最大7万円)のひかりTV付きプランで、ぷららに申し込みました。
キャッシュバックを考慮しない場合、初年度の最安値はSonetだったものの、5年以上利用するならぷららが一番安かったので。

あと、光回線の技術的な知識は皆無だったけど、いろいろと混雑解消の方策があるようです。
NTTと言えば長らくPPPoEが当たり前だったけど、これが混雑の原因だそうで、数年前からIPoEという新しい方式が主流とのこと。
これはIPv6パケットにIPv4をカプセル化して載せて通信(IPv4 over IPv6)することで、混雑するPPPoEを回避してPINGやスループットの改善に繋がるらしい。
PPPoEだと混雑時は下手すると1Mbps出ないという恐ろしい話もあったものの、IPoEなら問題ないという話。
IPv6とか随分前からあるのは知ってるけど実質使ったことのない世界で、これを利用すれば思ったより改善が期待できるかも。
ぷららもちょうど今年辺りからデフォルトでIPoEに対応するようになった模様。
尚、IPoEを利用するには対応したルータが要るとのことで、残念ながら現在使用中のASUSルータ「RT-AC68U」にはそういう設定がないため、無料のレンタルルータを借りることに。
ただし6年以上使っているにも関わらず、ASUS製品は今でも頻繁にファームウェアアップデートが来ているので、もしかしたらその内対応する可能性もある。

そんなこんなで、光回線敷設当日。
事前にレンタルルータとひかりTVのSTBは届いていたが、回線屋さんは開通工事しかしてくれないので、VDSLモデムから先の機器は全部自分で付けることになります。
回線工事が終わってから、まずはASUSルータを繋いでPPPoEを試してみました。普通に繋がりました。
念のため、ASUSルータの設定でいろいろIPoEに適用出来るかも知れない設定をいろいろいじくってみましたが、案の定分かっていたけどIPoE接続は出来ず。
やむなく、レンタルルータ(NEC Atrem WG1200HS4)に取り替えて接続してみると、特に何もしないままIPoE接続が出来ていました。

尚、自動で設定されたIPoEのモードを見てみると「OCNバーチャルコネクト」が選択されている。
確かにこの状態でインターネットは出来てるし、あとで確認したところひかりTVのSTBも問題なく映っているが、Assetto Corsaのマルチに繋いでみるとサーバが一切見つからない。
うーんなんかおかしい。VPNが出来ないことは事前に知っていたが、オンラインゲームもアウトとは。
でもぷららなんだからOCNのサービスとは違うはずだし。(ぷららのサービス名はぷららv6エクスプレス)
とりあえず自動設定はやめて他のを試してみる。
NECルータの設定にある「transix」を試してみるも、ひかりTVは映っているがインターネット自体が繋がらない。
そこで「v6プラス」設定を試してみると、今度はインターネットも繋がり、ひかりTVも映り、そしてマルチサーバも表示されるようになった。
通信速度を調べてみると、PPPoEのときは15Mbpsくらいだったのが、IPoEだと上下とも80〜90Mbpsくらい出てるし、PINGも15msくらいで安定。
Assetto CorsaもマルチサーバのPINGを見てみると、J:COMの頃は300ms前後だった欧州サーバが250ms前後に改善している。
僅かな差と思えるかも知れないが、その僅かな差で追い出されるかセーフか分かれるので、その差は大きい。
実際、250msくらいならワープしたりしないし、ちゃんと接近戦バトルもできる。

ひかりTVの方はとりあえずSTBをPCのモニタに繋いで接続テスト。(J:COMはまだ繋がっているので、嫁はそちらでTV鑑賞中のため)
割とめんどくさい端末認証とかもユーザがしなきゃいけないので、その辺を済ませ先を進める。(J:COMは作業員がSTBのセットアップもしてくれる)
BS/CSは普通に見れるようになったが、地上波がなぜか曲者で、地域設定をしてチャンネルスキャンしても何も出てこない。
何十回かスキャンした後、急にチャンネルが5個表示されたが、なぜかNHK総合とTV大阪がない。
(地域設定が厳格で、J:COMなら観れる京都TVやサンテレビは初めからないが、まあ別に阪神ファンでもないので問題なし)
さらに何回かスキャンしていたらようやく全7チャンネルが表示されたが、若干動きに不安が募る。

尚、J:COMよりひかりTVの方が標準プランのチャンネルが少なく、ディスカバリー/アニマルプラネット等がなく、J-SPORTSはあるものの有料プランとなるが、
まあそこは事前に確認済だし、ドキュメンタリー好きな自分だが最近のディスカバリー系はあんまり観てなくて、ヒストリーチャンネルやナショジオがあれば良いのでOK。
ただし、嫁的にWOWOWだけは外せなかったので、オプションで月2500円は高いけどこちらはひかりTVでも加入済。
最近はAmazon Primeとかでもいろいろコンテンツ増えてるので、その内WOWOWも要らなくなるかな。

STBはメーカー不明だが、AndroidOSで動いてるらしく、PioneerのSTBとは比べ物にならないサクサクさ。これは良い。
Bluetooth接続のリモコンは便利だが、これまで使用していた赤外線の学習リモコンが使えなくなるのは少し不便。
LDKの場合、リビングテーブル用とダイニングテーブル用と2個欲しいんですがね。そういう用途は皆さんないのかな。
一応、ひかりTVのスマホアプリでリモコン代りになったりするから、多少はマシなんだが。
ちなみにひかりTVに関しては、J:COMみたいにSTBがレンタルのみということもなく機種もいくつかあって購入も出来るので、後々使い勝手やレンタル料等を考慮して変更するのも自由。
今のところは、ST-3400というこの標準機種でレンタル料月500円と安いので、これでしばらく継続予定。
録画用HDDは内蔵されていないが普通の外部HDDが利用できるので、ウチに転がっていた古いPC用外付け1TBを繋いでみると普通に使えた。
今までの2TBにパンパンに録画してた訳でもないし(そもそもその前の160GBですら一杯になったことはなかった)1TBで当面問題ないだろう。
所詮、観たら消す生活なので。(外に出す方法は公式にはないし)
一応今のSTBに近い感覚で利用できる環境が構築出来たので、翌日リビングのTVに繋いで設置完了しました。
J:COMのSTBは邪魔だったので撤去。作業員がやってはくれるけど、家具を動かしたりせなあかんし他人に勝手に触られたくないので。
この段階で、一応ネットもTVも使えるようになったので、J:COMの解約をしました。
直前まで気づかなかったけど、実はJ:COMのプランも変な縛りがあるらしく、更新期間で解約しないと違約金がかかるらしく、ちょうど今月末が更新期限だったのです。
ちなみに固定電話はこれを機に撤去。結局設置していた7年間、ほぼ使わなかったので不要と判断。

ネット回線+BS/CS契約の込み込み月額利用料は8000円くらいなので、J:COMでの10000円よりも少し安くなりました。
まだ切り替えて数日しかたっていないので総評は出来ませんが、概ね見えてきたカンジ。

あ、そうそうVPN接続に関しては、まったく出来ない訳ではなく出来る方法もあるらしいので、追々調べて試してみたいと思います。
まあ、外出先からのNASアクセスとかその程度だから、急いでないし。
 
 

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