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  2019年 5月25日 
【VR】Oculus Rift S発売!
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2016年1月に予約し3月に発売されたOculus Rift(CV1)ですが(実際は出荷が遅れて手に入れたのは4月半ばでしたが)、あれから3年強、ついにようやくRiftの正当後継機が発売されました。
Oculus Rift Sです。

VR界隈ではRift発売以降さまざまなライバル機種が企画、発売されています。
ほぼ同時期発売のHTC VIVEや、PS4用のPSVRから始まって、Microsoftが提唱した「WindowsMR」準拠の機器の数々、更にはVIVEの後継機として出たVIVE PRO、PC不要のスタンドアロン且つ低価格機として登場したOculus GOなどなど。
その後、4K高解像度を謳い華々しく発表されたものの発売前にプロジェクトが破綻してしまったStarVR、国産機且つ初の視線認識を謳い、開発機の配布まではあったもののその後製品化の音沙汰がないFOVE他、多数のハードウェアメーカーや研究所が実証実験的に試作したHMDもありますが、キックスターターから実際に発売された中国産の高解像度HMD、PIMAXシリーズなども出てきたり、なかなかカオスな状況が続いています。

2015年に開発機のOculus Rift DK2を手に入れてから早4年、OculusのHMDを使って主にレースゲーム(ほぼAssetto Corsa(AC))を楽しんできましたが、やはり高解像度が欲しい。
視野角110度は自分にとってはさほど問題にならないのですが(概ねレース用ヘルメットから見る視野角に近いので)、とにかく解像度が低くて、文字が読みづらい。
レースゲーム的に言うと、自分の順位とかラップタイム、残り周回数等のHUD要素はまあなんとか読めるのですが、クルマのメーターパネル表示とか(レースカーになってくると重要な表示が実車と同じくパネルに表示される)そもそも目を凝らしても読めないし、あと最近やっとオンラインでのチャットが出来るようになったAssetto Corsa Competizione(ACC)では、HUDの文字が小さく、チャットの文字もよく見えない(まあVRモードではそもそも喋れないので今はまだいいんですが)。

で、高解像度を謳うHMDがいくつか出てきたときにいろいろ思案したのですが、VIVE PROは本体のみで17万という驚愕の価格設定だったし(元々業務用想定らしいです)、比較的安価な7〜8万円代のPIMAXは、中国製というのもあるし、外部トラッキング用にVIVEのベースステーションを別に買わないといけないとか、Riftユーザに優しくないので躊躇。
あと、外部トラッキング不要のインサイドアウト方式として規格されているWindowsMR機はどれもこれも安っぽく、唯一解像度で勝るSamsungのOdyssey Plusはパネルだけは良いらしいですが、2カメラでのトラッキングがダメダメらしい。
Assetto Corsa(ACとACC)しかしない人間としては、専用コントローラの出来やトラッキングはものすごく重要ではないのですが、とは言え今のRiftより劣るのはちょっと嫌。
それに比較サイト等の情報で知ったのは、Oculusの光学系の優秀さ。
Oculus製品群はレンズの歪みが少なく、画面の端でも破綻した感じにならないとのこと。
端的にそれを体験できる方法としては、手に持ったTouchコントローラを鼻の下の隙間から見える辺りに持ってくると、リアルのコントローラとVR画面内のコントローラが完全につながって見えるのです。
他のHMDではこれほど違和感なくつながらず、どうしても歪んで見えてしまうらしい。(Oculus製VR機器以外持っていないので分かりませんが)
さすがDK1時代(2013年?)から長らく開発し続けているだけのことはある。
ゲームコンテンツ的にはAC、ACCも含めて、Oculus限定コンテンツではないし(そもそもフツーのディスプレイでも遊べる)、ほぼ他のVR HMDでも出来るゲームしかしてないのですが、こういう細かい所作がOculusの強みかなあと思うと、なかなか他メーカー製に移れない状況でした。

というところでようやく2018年の終わりにOculus Riftの後継機「Rift S」が発表されました。
その直前にスタンドアロン機のGOの後継機として「Quest」が発表されていて、もしかするとOculusはもうPCVRをヤメてしまうのかと不安だったこともあり、少し安心しました。
Quest自体は6Dof(6自由度)対応且つ低価格(5万円)ということもあり、興味がなくもないのですが、AC、ACCでは使えないし、バッテリーの持ちの問題もあるし、やはり自分的にはPC接続型のVR HMDしか買う気がない。
ところが、期待の後継機「Rift S」が若干微妙なスペックで、純粋にCV1の後継機と言えるのかどうか不安でした。
外部トラッキング用のカメラが不要になるインサイドアウト方式なのはQuestと一緒で、4カメラのQuestより多い5カメラ内蔵なので、トラッキングは心配なさそう。
ヘッドバンドの固定方式が大きく変わり、PSVRに似たタイプでベルクロではなくダイヤル式の締め込み方式。
ヘッドフォンはなくなりましたが、代わりに内蔵スピーカーが耳近くのヘッドバンドに内蔵されていて、音質は下がるかも知れませんが音楽を聴くわけではないので十分そう。
何より着脱もさらにラクそう。

・・・という辺りまでは次世代感を感じさせるスペックなのですが、肝心の解像度が微増に過ぎないのです。
Riftは片目1080x1200のOLEDで、リフレッシュレート90Hzですが、Rift Sは片目1280x1440のLCDでリフレッシュレートが80Hzにダウン。
既に片目1600x1440とか、さらに高解像度なパネルも出ている中、微増程度の解像度アップだし、しかもパネルが左右分割ではなく一体型のおかげでIPD(瞳孔間距離)の物理調整機能がない。
まるでDK2に戻ったかのようなスペック(DK2はスマートフォンに使用されていたパネルをそのまま内蔵していたので一体型)。
あまつさえ有機ELパネルから液晶となり、色深度や明るさ、残像感に若干の不安が。
低価格なのは助かるが(Riftは購入当時はHMDと外部カメラのみで9万円、後で登場したTouchコントローラが2.5万円)、今よりスペックが落ちては元も子もない。
そんなこんなで、5/1に予約が開始され、今回は公式サイトに加えて、Amazonでも予約できるようになりました。
予約開始直後にまず可能になったAmazonで一応予約しましたが、2時間後に公式サイト予約も始まったので、やはりDK2時代から使ってるアカウントに紐づけたいなと思い、公式の予約に切り替えました。

発売日は21日ですが、予約画面では21日までに発送となっていたので、少し遅れるのは確実。(これまでの経緯から、発送から到着まで大体3日かかる)
まあ21日の週末(25〜26日)までに届けばいいや、というレベル構えることにしましたが、発売日前日に香港から発送された旨のメールが届き、その後FedExの荷物追跡を見る限り、翌日朝には関空に到着。
これは下手すると21日当日に着くか?と思いましたが、関空で夕方まで留置された後、委託業者に引き渡された旨のステータス。
委託先が分からないので、その先のトラッキングが出来なくなりましたが、結局翌日22日の午前中にゆうパックで宅配ボックスに配達されました。
CV1のときの、3月28日発売のはずが発送の遅れで4月5日発売即発送のHTC VIVEに先を越され、第1弾すら4月半ばになったことを思えば、Oculusも成熟したものよ。

やたら豪華すぎたCV1の梱包に比べれば、だいぶ簡素になったものの、十分なRift S。(まあ梱包なぞ開けてしまえばどうでも良いが)
外部カメラがないので、HMDと専用コントローラだけとなり、ずいぶんスッキリしました。
同じOculusなので、PCのソフトはそのまま利用できるため、PC起動してHMDのケーブル(USB3.0+DisplayPort)を繋ぐだけでセットアップが始まり、HMDとコントローラのファームウェアアップデートをしたら、使用できるようになりました。

早速被ってみると・・・初期セットアップで認識するデバイスが減ったのがラクでいい。
さらに、プレイエリアの設定画面で、HMD内蔵カメラからの映像が(モノクロだけど)リアルタイムで表示され、その映像を見ながらコントローラで指し示すだけでプレイエリアを設定できるようになったのがスゴイ便利。
(まあウチは狭すぎて設定できなかったのでスキップしましたが)

尚このモノクロ映像(パススルー機能)は、いつでも呼び出せるので、HMDを被ったまま外の状況が分かるようになって便利です。
ただし、期待したほど綺麗な画質ではないので、文字とかを読めるほどではないため、やはりこれまでどおり鼻の上の隙間から外を見たいのだが、Rift Sでは鼻部分にゴムのガードがつき、隙間がほぼなくなっているので外が見れない。
なのでそのゴムガードを外したところ、CV1と同じように外が見えるようになりました。

セットアップを終えてデスクトップを表示させてみましたが、不安は払拭されました。
微増の解像度ですが、これまではどう調整してもクッキリ表示されなかったデスクトップの文字(アイコンの文字とか)がはっきり読めるようになったのです。
網目感はゼロではないですが全く気にならないレベル。
早速起動したACCでも、HUDの文字やダッシュパネルの文字もはっきり読めるし、何よりも画面全体がシャープで色鮮やか。
液晶だから残像感があるということも一切なく、黒もちゃんと黒に見えるし、若干彩度はCV1の有機ELに劣る気はしますが、比べなければ分からないレベル。
解像度はスペック上は微増ですが、実際有機ELのペンタイル方式は実解像度の60%しか画素がなく、解像度詐欺と呼ばれているらしいので、それを踏まえると画素比率では倍以上となる模様。
確かにそれを実感できる高画素化となっています。
長時間のレース走行でも目がチカチカしないので、快適でとても満足しています。

ちなみに一つだけ残念なことがあります。
初期版CV1に付属していたOculusリモートをRift Sに紐付けは出来ず、使えなくなってしまいました。
普段ドライブシムしかしないので、コントローラといえばハンドルとペダル。OculusのTouchコントローラはほぼ触ることはないので、VR画面の簡単な操作が出来るOculusリモートを重宝いしていたのですが、使えなくなってしまったので困りました。
Oculus Home画面からデスクトップ画面を表示させるのに使っていたわけですが、それが出来ないので初めからデスクトップを表示させられる「バーチャルデスクトップ」アプリを久々に使うことにしました。

そうそう、仮想現実世界の高画素化のついでに、現実世界の高画素化も計るため、6年ぶりにコンタクトレンズを買い直してきました。
既に度数が合っておらず、両目で0.7ギリギリくらいしか見えてませんでしたが、片目1.0くらいにアップグレードしました。
ところが、解像度を限界まで上げたところ、思ってもみない副作用が。
手元が見えなくなっちゃったのです。
PC画面くらいなら60cmくらい離れてるので問題ないのですが、スマフォの画面が全然見えない。
5〜60cm離せばなんとかなりますが、そうなると細かい字や画像が遠くて見えない。
これは・・・老眼!?
今まで老眼の人を散々バカにしていましたが、どうやら自分も年相応に見えてなかったようです。
度の合わないレンズのせいで見えていただけで。

ということで、もう一度コンタクト屋に行き、最新の「遠近両用コンタクトレンズ」に交換してきました。
今までのレンズが片目15000円で、遠近両用は片目2万円と少し高いですが、遠くも近くも見えるのは素晴らしいということで。
 
 

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