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  2018年12月22日 
【NAS】LinkStationがお亡くなりに・・・
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約8年前にそれまでの簡易NAS(BUFFALOのルータにUSBポートが付いててHDDを接続できる)からちゃんとしたNASサーバ、LinkStation LS-CH1.0TLを導入し、廉価製品だけにさほどのパフォーマンスもないものの、とりあえずNASとしては使えていたのでそのまま使用していた訳ですが。

もうすぐ8年になる訳で、その間特にトラブルなくよく動いてるものです。
なにせ、1TBのHDDが1基収まっているだけなので、データの保全性はまったくなくHDDが故障したら一巻の終わりという状態のまま使っていましたが、さすがに8年も経つとそろそろヤバイんじゃない? という気がして、買い替えを考えていましたが、先日のPCリニューアルが先行してしまったため、一旦保留となっていました。

が、先週の日曜、ふとLinkStationのLEDを見ると、普段ブルーで光っているランプがレッド点滅してるじゃないですか!
今までブルー以外はオレンジしか見たことなくて(オレンジはファームウェア更新版のお知らせ)、いくらなんでも赤はマズイ、もう死んだんじゃないの?と思いましが、NASに接続してみるとフツーにファイルにアクセスできる。
ブラウザからNASの設定画面に入ってみても、特にエラーとかは表示されてない。
ネットで調べると、点滅パターンでエラー内容が分かるらしく、今回のパターンはどうやら温度が閾値を超えたようです。
と言っても、本体を触っても特に熱い訳でもなく、ファンもちゃんと回っているので、もしかしたら温度センサーの故障かも。

HDDも問題なく動いているので、再起動すればもしかするとLEDも正常に戻るかな、と思いましたが、二度と立ち上がってこない恐れもあるので、念のためそのままの状態にしておき、NASの買い替えを急遽進めることにしました。

BUFFALOとかI/Oデータとかはもうやめて、NAS専任メーカーのほうが自由度があったりするのかな、と思って以前からSynologyとかQNAPの2万円前後のものに目星をつけていましたが、Amazonの評価を見るとどちらもあまり芳しくない。
やれデータが飛んだとか、ソフトがクソとか、怖いことが書いてあるので躊躇してた訳ですが、いざすぐに必要となったこともあり、これまでターゲットにしてなかったもう1クラス上(3〜4万円)で探してみたところ、ASUSTORというメーカーがヒットしました。

2万円前後のNASは所謂ネットブックとかスマホクラスのCPUなのですが、1クラス上になるとCeleronとかノートPCクラスのCPUを搭載しているようです。
ただのファイルサーバではなくいろいろな機能を持たせようとすると、やはりこれくらいのパフォーマンスは要るよねと思い、ASUSTORのAS6102Tを購入することにしました。36900円。
LinkStationとかは初めからHDDが内蔵されてますが、この手のNASはガワだけで、ストレージは別売りです。
その分、好きなメーカーや容量、HDDではなくSSDにするとかの自由度がある訳ですが、今回はHDDまで選んでるヒマがなかったのでNAS用として定番のWestern DigitalのRED版を購入しました。
AS6102Tはドライブベイが2つあるので、2TBのHDDを2台。1台8500円。

火曜日にNASとHDDが届いたので、早速HDDをドライブベイにインストールし、電源ON。
添付のメディアからユーティリティをPCにインストールしましたが、結局NASの設定はブラウザからの作業。ユーティリティ要るのか?
さすがこのクラスのNASはほぼ小型PCと言っていいレベルのパフォーマンスなので、Linuxとかで動作していてアプリという形で機能の追加ができるようです。
ASUSTORのNASは専用OS、ADMがインストールされています。
あ、ちなみにASUSTORって、なんかASUSのパチモンみたいな名前やなと思ってましたが、幸いパチモンではなくASUSのNAS部門が独立したブランドを付けているだけのようです。
ようするにASUSということです。

NAS設定画面からストレージをRAID1(ミラーリング)で構成しました。
これで長年の懸念だった、データの保全性がある程度確保される訳です。
NASの設定をいじったりアプリを入れてみたりしたいところですが、それどころではなくまずはLinkStationからデータをバックアップしないといけません。
簡易NASからLinkStationへデータを引っ越した時は、コマンドプロンプトからデータコピーのコマンドでやった訳ですが、ググったところNASにはNAS用のバックアップ機能があるとのこと。
「rsync」というのがそれで、それぞれのNASがrsyncに対応していればPC要らずで直接データコピーができるみたいですが、果たして8年前のLinkStationが対応しているかどうか。
ググった方法で試したところ、ASUSTORの方はちゃんと「rsyncを有効にする」という設定があったのですが、LinkStationはよく分からない。
とりあえずバックアップ先(ASUSTOR)でrsyncを有効にして、バックアップ元(LinkStation)でバックアップタスクを作成すれば、バックアップ先にASUSTORのフォルダが表示されるはずだが・・・案の定そう簡単にはいかない。

ASUSTOR側のバックアップ機能でも、LinkStation→自分自身にバックアップというタスクを作れるので試してみたが、「モジュールが見つかりません」というエラーが出るだけ。
これはLinkStationがrsyncに対応してないってことなのかな・・・と諦めかけましたが、ASUSTORのバックアップ設定画面で「ポート」に設定されているデフォのポート番号873を別の番号に変えてみると、「アクセスを拒否されました」という違うエラーが表示される。
これは逆にいうとデフォのポート番号は拒否されてないということで、LinkStationもrsyncに対応したポートをちゃんと受け入れているということ。
ということはやはりどこかに設定があるはずだ、しかしrsyncという名称じゃないだけで。
で、いろいろ試行錯誤した結果、ついに見つけました。

LinkStation画面の「共有フォルダ」設定に「公開先」という項目があって、通常は「Win/MAC(Samba)」と「MAC(AFP)」にチェックが入っていましたが、そこに「バックアップ」というパラメータもあったのです。
そこにチェックをつけてから、ASUSTORのバックアップ機能でLinkStationを呼び出したところ、今度はエラーなくアクセスできるようになりました。
バックアップタスクで「Share」フォルダ内を全バックアップという設定にして「今すぐバックアップ」を選択してタスク起動。
早速バックアップが始まりましたが、なにせLinkStationのドライブが遅いので(シーケンシャルで30MB/s前後、ランダムリードは10MB/s前後)かなり時間がかかります。
最初の1時間で30GBほど進んでいました。
現在のNASデータは700GBほどなので、一晩では終わらない。ほぼ丸1日かかる計算です。
LinkStationのLEDは相変わらず真っ赤っかの点滅ですが、幸いまだフツーに読み書き出来ているので、なんとかあと1日くらいは持つだろうということで気長に待つことに。

翌日昼過ぎ、仕事先のお昼休み中にiPhoneからASUSTORにアクセスして確認したところ、220GBくらいまで進んでいたので計算上は予定通りと思い、安心していたのですが、やはり何事もなくすんなりとは進まない。
仕事が終わって帰宅中に再度確認したところ・・・予定位通りなら500GBくらいまで進んでいるはずが、なんと218GB、減ってる!?
そんなバカなと思い、バックアップタスクの設定を変えようとしましたが、iPhone用のNASアプリではタスクの設定変更までは出来ず、やむなく一旦タスクを止めるだけにして、あとは帰宅後にすることに。

ログを見てみると、どうやら225GBくらいまで進んだ後217GBあたりまで巻き戻って、をずっと繰り返していた模様。
お昼までは順調に進んでいましたが、昼から6時間くらいは何も進んでなかったということ。
HDDの不良セクタに引っかかっているのか、不正なファイルに引っかかっているのかどちらか分からないので、とりあえず引っかかっていたフォルダを特定して、それ以外をバックアップするタスクに変更したところ、すんなり成功。
引っかかっていたフォルダ、ファイルサイズがおかしいファイルのみWindowaからフツーのコピーをして、なんとか3日がかりでバックアップが完了しました。
データのCRC整合まではやってられませんが、一応ファイルサイズはWindows上で同一を確認したので、大丈夫かなと。
ていうかLinkStationのフォルダサイズを見てみると、「サイズ」と「ディスク上のサイズ」がかけ離れているものが多数。
サイズは200MBくらいなのに、ディスク上のサイズが8GB超えているフォルダとかがあり、HDD全体でも700GB以上使用中だったはずが、結局バックアップされた合計サイズは630GB。
100GBくらいどこかで無駄に消費されていた模様。
もしかするとHDDの不良セクタとかで使えない領域なのかなとも思いますが、いずれにしろ8年も連続使用するといろいろ起こる訳ですね。

バックアップは無事終わったので、LinkStationを一旦落としてみることにしました。
電源を切り、ファンを外してみましたが、少し埃が付いていたくらいで、特にヒドイことにはなっていない。
分解まではする気がないので、そのままファンを元に戻して再度ONにしてみたところ・・・思ったとおり、LEDはブルーに戻りました。

やれやれやはりセンサーの誤動作かなと思って、PCからLinkStationにアクセスしようと思ったのですが、全然繋がらない。
ブラウザからNAS画面に入ろうとすると、ログイン画面でクルクルが回っていてIDパスの入力ができない。
電源を落とし上げしようとすると、スイッチをOFFにしても電源が切れない。(通常はOFFにすると終了シーケンスが走ったあと電源が落ちる仕様)
これは・・・恐れていた通り、二度と立ち上がらない状態なのではないか。
やはり慌ててバックアップ前に落とし上げしなくて良かったということか。
ということで、LinkStationはお亡くなりになったようです。御愁傷様。

ちなみにASUSTOR AS6102Tのアプリ導入はこれからですが、ファイルサーバとしての速度が気になっていたので、クリスタルマークで速度計測してみました。

LinkStationはリードライトともシーケンシャル30MB程度でしたが、ASUSTORは100MB程度。3倍高速です。
これならiPhoneでのWAN接続でもパフォーマンスアップが期待できますが・・・そもそもMVNOの通信速度がもう少し改善しないと外でNASの動画とかは難しいかな・・・
MNOの頃はフツーに観れたんだけどね。
 
 

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