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  2018年10月22日 
【PC】新作レースシムとPCアップデート【Assetto Corsa】
  ひる


9月13日、予定通りAssetto Corsaの新作、「Assetto Corsa Competizione」がアーリーアクセスリリースされました。
まあようするにベータ版ですが、今の時点で購入(2570円)しておけば、来年の正式リリースも無料で受けられるので、実質半額ほどで購入できる寸法です。
・・・と言ってもSteamなので、正式リリース後も四半期ごとのセール時には半額とか、7割引とかになるんですけどね。多分。

ともかくも、待ちに待った新作Assetto Corsa Competizione(以下ACC)、まだベータ版なのでVR未対応かつオンライン対戦もなし、それどころか車種はランボルギーニ・ウラカンGT3のみ、コースはニュルブルクリンクGPのみという、フツーの人なら2500円も払わない内容でしかないのですが、旧作ファンとしては色々と比較しながらあーだこーだ議論できるネタ提供されたわけで。
一応、旧作にはない要素、夜間走行とレインコンディションは初めから搭載されています。(時間は進むので明るさ変化はあるが、天候変化はまだない)

まずは旧作との直接比較のため、昼の晴天で単独走行をテスト。
とは言えVRがまだ出来ないので、ACでも非VRモードでしばらく走ってからACCと比較。
うむ、まずエンジンの掛け方が分からないw
ACではイグニッションという要素がなかったので、エンストすらしなかったのですが、ACCはちゃんとイグニッションをONにしてからスターターを回さないとエンジンが掛からない。
どのボタンにそれが割り当てられているか分からなかったので、色々押しながら、ググりながら、ようやくエンジン始動成功。ふう。

走り出すと、ACとACCの違いが如実に分かりました。
とにかく情報量が多い。
これまでもACのフォースフィードバック(FFB)によるエフェクトは定評がありましたが、ACCはさらにその上をいく緻密さ。
路面や縁石の抵抗感、シフトショックや重力加速度(G)による圧力、タイヤのフラットスポットによるガタガタした振動までは、これまでのACでも再現されていましたが、
それに加えて、縁石に乗り上げた時のタイヤのたわみまで再現されているのはすごいリアリティです。
もちろんどこぞのレースシムのように、タイヤのたわみを物理計算しているほどではないと思いますが(これをやり出すと計算量が半端なくクソ重くなる)。

ただ、実際ACCはかなり重くなっていました。
ACでは非VRモードの最高設定で、ウチの環境で平均90fpsくらいは出ていたのですが、ACCでは同じような設定で平均30fpsくらい、1/3程度のフレームレートしか出ていない。
クルマの挙動計算が緻密になっていることも起因しているでしょうが、やはりグラフィック要素もかなりありそう。
これまでは簡易なポリゴンで描かれていたコースサイドオブジェクト(タイヤバリヤとかガードレールとか)が、カメラを寄せてもリアルに見えるくらいにデータ量を割いているし、もちろん、夜間走行とかがある分、ヘッドライトが実際に光るので、光源計算とかにも負荷がかかっていそう。
(ちなみにACの方もMODの導入で、ヘッドライト点灯しての夜間走行も出来るようになった)

案の定、10月の定期アップデート(ACCのアーリーアクセス版は来年2月まで、毎月定期アップデートが予定されていて、その後正式リリースとなる)で待望のVRモードが搭載されると、もうウチのGPUでは耐えられないことがわかりました。
3年前にOculus Rift DK2のために導入したGeForce GTX980でしたが、VR ReadyではないGPUとしてはこれまで頑張ってきた(まあACとETS2みたいな古いゲームしか常用してないけど)ものの、さすがに最新のゲームではキツイ。
なんせFHDの非VRモードで最高設定とはいえ30fpsしか出ないんだから、より高解像度なVRモードで90fpsとか出るわけない。
単独走行時はまあなんとかなるものの、レースとなるとライバル車が20台弱でもガックガクで全く走行できない。
設定をかなり下げても40fps程度しか出ないので、かなりコマ落ちしていてやはりまともに遊ぶ気にならない。

まあ、アーリーアクセスなのでグラフィックの最適化が出来ておらず、正式版ではもう少しまともに動くようになる可能性もあるけど、とりあえず今ゼンゼンダメだし、いずれにしろ3年前ですらハイエンドじゃなかったGPUでは、これからが心配だし快適に遊べないとストレスも溜まるので、やはりGPUをアップデートすることにしました。
9/20に例の最新型GeForce、RTX20シリーズが発売開始しましたが、ハイエンドの1つ下のRTX2080ですら国内価格13万円以上。
1週間後の9/27に遅れて発売された現時点のハイエンド、RTX2080Tiはなんと19万円弱ということで、予想を上回る価格帯でした。
2080は699ドル、2080Tiは1199ドルのはずなのだが・・・国内代理店のピンハネが相当ありますねこれは。
それならAmazon.com(米アマ)で直接買えればいいねんな、ということで発売前からウォッチしていましたが、RTX2080が789ドルで予約受付されていたものの、Tiは検索してもヒットせず。
結局発売後も同様の状況で、せっかくならTiがいくらで買えるか分かってから検討したいと思い、しばらく待ってみましたが状況変わらず。
やむなしに国内のAmazon.co.jpで検索していると、他の2080Ti製品が軒並み18.5万〜20万のところ、16.5万という製品を見つけました。
有名なZOTACやGIGABYTEやASUSやEVGAとかじゃなく、Colorfulとかいう怪しいカードメーカー製。
まあ予想通り中華製な訳ですが、最近は中華製でも品質に特に問題ないどころか、下手な国産よりマシなものも多いので・・・
(3Dプリンタとかはほぼ中華製だし、スマホのHUAWEI、OPPOやドローンのDJIなど世界トップレベルメーカーも多数ある)
ということで、2万円を惜しんで中華製を買うことにしました。
尚、メーカー直販ではなく代理店経由ですが、代理店自体も本国らしく、注文後若干覚束ない日本語のメールが来て、
どういう商品か分かってるかとか、初期不良受付は到着後48時間だとかの確認がありましたが、すべてYESと答えて3週間後、16.5万円のグラボが届きました。

最近のPCパーツはいろいろ光り物が多いらしく、中身が見えるケースも多い訳ですが、このグラボも例に漏れず光ってます。
まあ動作確認もあるし、ミニタワーケースでは冷却不足も怖いので、しばらくの間フタは開けとくことに。

とりあえずGTX980からグラボを差し替えただけの状態で、ACCをプレイしてみます・・・
1台走行のVRモードで最高設定出せなかった前グラボでしたが、さすが2世代後の最新且つハイエンドのGPUなら問題なくなりました。
とは言え、ライバル車20台のAIバトルでは、ヘアピンなどの視界がグルっと動くような場所だとカクカクするので、諸々設定を下げてやっとまともに動くようになりました。
なぜか、各エフェクトは下げる必要はありますが、解像度は倍の200%とかにしてもあまり負荷が上がらない。。
エフェクトを上げるより解像度倍の方がはるかに画質が上がるので、これならショボい画質には見えない。

がしかし、現状ハイエンドのGPUなのに、ちょっと悲しいカンジなので、もう少し調整してみますか。
 
 

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