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  2016年 5月29日 
【PC】Oculus Rift CV1 + Assetto Corsa!【VR】
  ひる

キタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!



まずはOculus Rift 製品版、通称CV1。
1月の予約開始7分で予約を完了し、3月中のゲット間違い無しだったのに、製造上の問題だかなんだかで遅れ、ようやくゲット出来たのは4月22日でした。
でもまだ自分はラッキーな方だったかも。
知らされた発送予定日を過ぎても何の連絡もなく放置プレイされてるとか、5月に入ってから予約して、到着は8月予定とか言われたのにもう届いたよ!とかいう人もいたりして、順番飛ばしにも限度あるやろ状態を超えて酷いことになっている模様。

ちょっと今回はいろいろとサプライヤー側のやらかしが多すぎて、擁護しようがない状態になっているので、ヘタすると自分も、次世代VR機は別メーカーにしてしまうかも知れないが、とりあえず自分の用途はことの初めからAssetto Corsa一択なので、このゲームが対応したハードを買うだけなんですけどね。

とにかく、Oculus Rift CV1は発送連絡から2日で家にやって来ました。

箱はやたらゴージャス、本体はDK2と比べればちょっとリッチなカンジに。
DK2の状態で既にPCにCV1用ドライバを入れていたので、DK2を引っこ抜いてCV1を挿すだけで、そのまま問題なく認識、すぐに使える状態になりました。
期待したほどは画質が良くなってなくて、ちょっとガッカリしましたが、一体型のヘッドフォンや高精度になったトラッキング用カメラ、日本だけ有線接続だけど操作しやすいX-BOX One用コントローラなど、まあやはり製品版としてのエクスペリエンスは、DK2とは違いました。
Amazon Fire TV Stickみたいなリモコンも、まあまあ操作性も良いし。(こっちはさすがに無線です)


初回特典で付属のゲーム2本のうち、スピード感のないソニック・ザ・ヘッジホッグ的なゲーム「Lucky's Tale」は、まあカジュアルに楽しむにはいい感じだが、もう1本の硬派な(?)SFシューティング「EVE: Valkyrie」は、自分は酔ってしまって全然遊べない。
早々とCV1対応したドライブシミュレーション「Project Cars」というのもあるが、これを買ってしまうと負けた気がするので(Assetto Corsa信者はライバル視している)、買う気が起きず、SteamやOculus公式ストアで無料配布されているゲームや、1000円前後くらいのものしか手を出す気はなく、結局はヤツが対応してくれないと・・・と悶々としていました。

前回紹介した複数のバージョンのOculusドライバ(Runtime)を切り替えて駆動できるRuntime Switcherのおかげで、古いRuntimeに切り替えればAssetto CorsaもDK2で遊べたのですが、何故かWindowsアップデートが4月末に入ってから、古いRuntimeが動かなくなってしまい、ついにAssetto CorsaがVR表示不可能に。
夏前頃と言われていたアップデートまで待たないと、もうOculus RiftでVRプレイできないなんて・・・と結局イラつきながら待つこと3週間。
予想より早く、先週木曜日のAssetto Corsaのバージョン1.6へのアップデートで、ついにCV1対応されました。

とは言えまだ完全対応ではなく、あくまで「Pre-Alpha」版ということもあり、とにかくVR表示できれば、サイアクDK2の時と同レベルでも良い、と思っていましたが、非常に大事な進化を遂げていました。
今まで、DK2のベータ版Runtime対応の頃は、ホントにVRで表示できてるだけ、という状態だったので、ゲーム性は二の次。
没入感は今と変わらないリアルさでしたが、ゲームとしてのユーザーインターフェースが全く無いので、VRモードに入ったらいきなりレーススタート、クルマのセッティングも変更できず、順位も残り周回数も分からず、フリー走行や予選をスキップすることも出来ず、とにかくせっかくのゲーム性は全部なくなるので、ひたすら一人で練習するだけとか、そういうことしか出来ませんでしたが、ようやっとその大事なところに改善があり、VRモードでUIが表示されるようなりました。

UIの出し方自体は、まだまだ改善すべきところが山のようにありますが、とにかく今まで出来なかったことが出来るようになったのが大きい。
今後のバージョンアップでドンドン進化してくれれば良いです。

初日のバージョン1.6.1では、レース終了後に画面が正常にランチャーに戻らず、Alt+F4で強制的に閉じないとダメなバグがありましたが、3日ほどで対策が施され直りました。
なお、レース画面はVRですが、メニュー選択のランチャー画面はHMDに表示されません。
いずれ完全対応の暁には、ランチャーもちゃんと表示されるようになると思うけど、今は1レース終わるといちいちHMDを外して、メニューを選んで再度HMDを装着して・・・という煩わしい状態を、DK2の頃からずっと続けていたわけですが、ここでVR対応アプリの合わせ技が炸裂!

Virtual Desktopという、WindowsデスクトップをVR表示できるアプリを使い、まずはランチャーがVR化されます。
ランチャーからレース開始すれば、VR画面はAssetto Corsaに渡されて正常に稼働します。
そしてレース終了後に・・・ちゃんとVirtual Desktopに戻ってくれば、HMDを被ったり外したりしなくてよくなり、快適プレイが出来るわけです。

DK2とベータ版Virtual Desktopの頃はうまくいかず、レース開始のときにアプリがコケたりしてたのですが、CV1と製品版Virtual Desktopの組み合わせで、ついに望みが叶いました。
たまーに、レース終了後の戻りに失敗してブラックアウトすることもありますが、ほぼほぼ満足しています。
お陰で、数時間HMD着けっ放しでもゼンゼン苦にならない。

あーサイコーだー!!

ちなみにAssetto CorsaのVR対応以外でも、全バージョン1.5から大きく進化し、ドライブしててとても楽しい走りが出来るようになりました。
(決してカジュアル路線になったというわけではなく、車の挙動の不自然さがなくなったというか、素直になったカンジ)
そのせいで、自作のTyrrell 019も乗りこなしがだいぶ楽になり、鈴鹿で中嶋の当時の予選タイムにあと5秒に迫る!

ここまでいろいろ快適になると、またぞろデバイスのリアリティが気になるように。
特にアクセル・ブレーキ・クラッチのペダルの踏み心地。
どうあっても今の状態は、ゲーム機の踏み心地で、リアルなペダルになっていない。(Thrusmasterのペダルよりはマシだが)
そこでいま計画中なのが、スプリングを2種類組み込んで、1つ目と2つ目のスプリングが作動するポイントをずらす方法。
上手く行けば、最初の踏み込みで1つ目のスプリングが動作し、今と同じような踏み心地だが、2〜3cmストロークしたところで2つ目が動作すると急激にテンションがかかり重くなる。
これで最後まで踏み込めないようにすれば、ストロークを実車レベルに減らした上に、マックスまで踏み込んで、カチンとプラスチックが当たる安っぽい感触がなくなる。
所謂「油圧っぽさ」が簡単に出せるのではないか!という目論見です(まあそう簡単には行かんだろうが)

更に、ハンドル以外にも車体の振動が伝わるアプリ「Simvibe」とアンプ、振動ユニットを導入すれば、よりリアルなシミュレータ表現が!
Gの再現以外は全部入りくらいのコクピットを作りたいですなあ。
 
 
 ななしプレイヤー  comment はじめまして。Naoと言います。  tyrrell 019 mod を譲っていただけませんか?

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