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  2014年 9月21日 
【モタスポ】シンガポールGP観戦3日目
  まよなか


この日は朝8:30からオプションツアーへの参加です。

セントーサ島1日観光で、世界最大の水族館と言われるシーアクアリウムへ。ワクワクします。
他のツアー客と一緒にバスで、日本語ガイド付きで連れてってくれるのでラクチンです。

マリーナベイからセントーサ島までバスで30分ほど。
それよりも、交通規制でホテルまでバスが来れないので、バス乗り場まで歩くのがメンドイけど、3日目なので大分慣れました。
セントーサ島に着いたら、まずはトラムに乗ってビーチを散策。
ビーチと言っても見た目はキレイだが、人工ビーチで海も汚い。(緑色でまったく透明感が無い)
沖にはタンカーとかの商船がたくさん浮いてて、景観もあまりよろしくない。
けどいいのだ、別に眺めを楽しみに来たのではなく、我々は水族館を見に来たのだ。

トラムで元の場所に戻ってくると、今度はモノレールでいよいよシーアクアリウムまで移動です。
シーアクアリウムの隣にはユニバーサルスタジオもありますが、今回のツアーには含まれていません。

で、チケットをガイドに貰ってシーアクアリウムの建物へGO!
なんか最初は歴史博物館みたいなカンジに、壷やらいかだやらが展示されてるスペースを通ります。
ちなみにシーアクアリウムの「SEA」は海ではなく「South East Asia」のことらしく、よーするに東南アジア一帯の海洋生物および海洋民族の歴史を物語る、一種の博物館とのこと。
へー、と言いつつ正直海洋民族の歴史には興味が無いので、早く水族館エリアに連れてってくれ、と思いながら付いて行くと、ようやくその入口が見えました。

おお、これが世界最大の水族館か!

1時間の自由行動が与えられたので、早速水族館に入りました。
魚が泳いでいます。うむうむ。
魚が泳いでいます。うむうむ。
魚が泳いでいます。うむ・・・
・・・魚が泳いでいます。・・・
・・・魚が・・・って魚しか泳いでないじゃん!!

それも海遊館のジンベイザメクラスの大物とか、美ら海水族館の深海魚とかみたいな珍しい魚ではなく、よく見るようなフツーの魚とせいぜいサメ。
クラゲも一杯いましたが、それも特段珍しいクラゲでもない。あまつさえ説明文が全部「Jellyfish」だけで、なんていう種類のクラゲか書いてない。
アシカもいない、ジュゴンもマナティも、カワウソもペンギンもシャチもラッコもカモノハシもカピバラもいない。
水生哺乳類で唯一、イルカの水槽があったのだが、水槽は空っぽでイルカは泳いでいない!!

ええ〜っ、ど、どこが世界最大なん!?

ゆっくり歩いても30分ほどで出口に出てきてしまいました。
ああ・・・日本の動物園や水族館がいかによく出来ているか、恵まれているか、よく分かりました。
ついでに言うと、水槽のガラス(アクリル)の透明度が悪くて曇ってるし、なんか歪んでて酔いそうだったし。
(でもオーランドのディズニーワールド内の動物園や水族館は良く出来てたけどな・・・)
世界3大ガッカリと言えば、その1つはシンガポールのマーライオンとよく言われていたけど、こりゃ配置換えが必要だな・・・

他のツアー客ともども微妙な雰囲気のまま、アクアリウムを出て「セントーサ・マーライオン」に向かいました。
ここで食事休憩なのですが、食事もう〜むなカンジのコースが出て、さて休憩時間にセントーサ・マーライオンに登るか、ということで。

本物と違い、こっちはデカイので中に入って上まで登れます。(水は吐かないけど)
但し一人12SGD、これはツアー料金に含まず。
チケットを買って中に入ると、まずはなんか映画の上映スペースに案内され、マーライオンの成り立ち物語をディズニー調のアニメ映画で鑑賞しました。
それが終わるとエレベータに案内され、マーライオンのてっぺんに。
あー、マーライオンのてっぺんだね、見晴らしイイね。
で、テキトーに降りて来て記念写真を撮っていると集合時間になっていました。

あとはバスに乗って帰るだけ。
ちなみにこのオプションは1人114SGD、約1万円。
全部のツアー代を考えればたいした額ではないですが、まあ若干損した気分ですな。
ま、ツアーの海外旅行なんてそんなもんと割り切ってるし、なんと言っても今回はGP観戦のオマケみたいなもんですから。

最終日の各レースを観戦のため、16時までにホテルに戻ったところ、正面玄関前がスーパーカーで一杯になってました。

シンガポールのセレブが集結した模様です。フェラーリにランボルギーニ、メルセデスにマセラッティにアストンマーチン・・・やっぱしこんだけ揃うと圧巻ですね。

土曜のヒストリックF1レース1も面白かったですが、この日のレース2も楽しませてもらいました。
ちなみにヒストリックF1はターボ・NA混戦ですが、昔のNAは回転数が低く現代F1(NA)のような甲高い音はしません。
(おそらくそれ以外にも、エンジンが壊れないようにレブリミットを低く抑えてたのもあるかも)
今年のF1はご存知のようにターボ化して静かなエグゾーストノートになってしまったため、ある意味GP2が来てくれた方が去年までのF1を髣髴とさせる音で良かったかもね。
1994年に鈴鹿で聴いた、フェラーリ412T1のV12エンジン音は素晴らしかったな〜

18時半からのドライバーズパレードまで少し時間があったので、部屋で翌日の予定をガイドブック見ながら検討。
明日は12時のチェックアウトから16時のオプションツアーまで、4時間自由時間があるためです。
月曜日でレースも終了しているため、今は封鎖されている道も一部は通れるだろう、と見越して、地図や土産物を検討していたとき、外から歓声が聞こえてきました。

時計を見ると18時33分、しまった、パレードが始まっている!!

これまで、予選やレースの観戦タイミングがエグゾーストノート合図だったので、ドライバーズパレードが静かに始まることをすっかり失念していました。
気づいたときにはトップチームはほぼ過ぎ去った後。
あ〜やってもた〜まあしかし可夢偉はおそらくまだだから、いいや。

しばらく待っていると(と言っても数分)、ちょっと遠目で分かり辛いですが、緑ラインのシャツを着たドライバーが来たので、アレが可夢偉だ!と確信して、声をかけました。
「可夢偉〜!! ビアンキを抜けよ!!」
すると可夢偉がこっちを向いて手を振ってくれたので、どうやらちゃんと聞こえたようです。良かった。

が、残念ながら可夢偉がいつ通るのか、目を凝らすのに必死で、動画を撮るのをすっかり忘れていて、うしろ姿のブレブレ画像一枚しか撮れませんでした。
計画ではねーさんにiPhoneを渡して撮ってもらおうと思ってたのにな。

決勝前までにネットストリーミングサイトの問題を解決し、ついにまともに実況が見られる環境も整いました。
そしてそして、ついにシンガポールGP決勝のときがやって参りました〜
数周のレコノサンスラップのあと、20時頃にフォーメーションラップが始まりました・・・が!
目の前を通るとき、2番手のロズベルグがいない! そして可夢偉もいなかったような!?
ロズベルグがスタート出来なかったのはネットの実況で分かっていましたが、可夢偉は何も言ってなかったぞ!?

と、実況で可夢偉が第8ターンのエスケープでストップ、と流れました。
ああ〜、スタート前にリタイヤかよ・・・なんと言うことだ・・・

ボクらのホテルの前は、アクセル全開の第6ターンを曲がったストレート部分なので、その先の先で止まったということは前は通ったはず。
フォーメーションラップのときに撮ったiPhoneの動画を見返して分かりました。
確かに前を通ったのですが、すでにスローダウンしていて手前のフェンス寄りを通っていた上に、ちょうどそこでエリクソンに抜かれてました。

大きな見どころが2つ失われたままレースはスタート。
シャシーとエンジンを変えて予選で躍進したベッテルも頑張りましたが、やはりメルセデスには届かず。
予選Q2までは調子の良かったライコネンも、決勝ではパッとせず。
けど、可夢偉のチームメイトエリクソンは、いつもとてつもなく遅いのですが、今日は頑張ってライバルチームマルシャのチルトンを後ろに従えてたし、今年入った新人のチームメイトにやられっ放しで、来年のシートが危ういトロロッソのベルニュが、ペナルティを2回も受けながらも鬼神の走りで6位入賞など、結構見どころもありました。

レース終了とともに盛大に花火が上がり、マリーナベイの夜景を美しく照らしていたでしょう(ホテルの部屋からは反対側でほとんど見えないがw)。
さあついにレースが終わりました。
ハイネケンを飲みつつ余韻に浸りながら、もう誰も走らないコースをバルコニーから眺めていると、23時ごろには既にトラックやフォークリフトがやってきて、撤収作業が始まりました。
いつもならレース終了後は急いで帰路に着くところですが、コース内ホテル宿泊の醍醐味ということで、ある意味こういう作業を見てるのも楽しいです。
1時間ばかし撤収作業を眺めた後、眠くなってきたので寝ることにしました。

明日は最終日です。
 
 

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