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  2014年 4月20日 
【自宅LAN】ASUSルータ設定徒然
  ねないの?
大抵の個人宅インターネット環境において、WANグローバルIPアドレスは不定です。(固定IPサービスは結構高いので)
IPが不定でも大抵の人は困りませんが、例えば自宅でWebサーバなどの公開サービスを運営している場合、非常に困ります。
もちろん自分は公開サーバなんて持ってませんが、iPhoneから自宅NASに接続するのにVPN接続を利用しているため、出来ればIPは固定のほうがラクです。
ただ世の中はうまいもので、IPがコロコロ変わっても、それに対応してホスト名を固定で付けてくれるサービスがDynamicDNSです。
このサービスさえあれば、不定IPに左右されずVPNでもWebサーバでも、変化しないURLを使用できるので無問題です。

IO-DATAあたりは、製品ユーザーに対してDDNSサービスを無料で提供していますが、BUFFALOは(ケチくさいことに)有料となっています。
そのためAirStation使用中は、VPN接続するのにグローバルアドレスの直打ちで指定しており、IPが変わったら都度BUFFALONASにアクセスしリダイレクトされるIPをコピペして運用していました。
IO-DATAの製品は、昔使用していた有線ルータをまだ持っていたので、一応DDNSは取得したのですが、既存の自宅LANにブリッジ接続を試みるも、うまくDDNSが有効にならず諦めていました。
(IO-DATA機をホストルータにして、AirStationをアクセスポイントにすればうまくいったかも知れませんが、そうするとDHCPとかVPNとか諸々の設定を一からやり直さないといけないので、面倒くてやめました)

そんな悩みとは裏腹に、ASUSには(もちろん)無料DDNSサービスがあるので、新しいRT-AC68Uルータに設定画面があります。

IO-DATAの無料DDNSサービスも、登録にはWEBサイトでメルアドや製品番号の入力が必要だったりして結構メンドイんですが、ASUSはルータのこの設定画面で、ホスト名のところに希望のIDを入力して適用ボタンを押すだけで取得可能。
(あまりにあっさりだったので最初は取得できたことが分からず、思わず他の対応DDNSサービスでお試しIDを取得してしまったほど。上の説明も紛らわしいですね)
ちなみにルータが対応している他のDDNSサービスは、ほとんどが無料お試しがあるものの有料だし、非対応の無料DDNSを使用することも不可能ではないですが、それを有効にするためにはLAN側のPCで「DiCE」などのDDNSアプリ(グローバルIPが変わったことを検知してDDNSサーバに通知する)を常時動かしていないと意味が無かったりして、NASとルータ以外常時稼働していない自分の宅内LAN環境では現実的ではありません。

まあともかく、ASUSのDDNSが取得できればもう怖いものなしなので、これでVPN接続でもグローバルIPのRENEWにビビる必要なしです。


さて、高機能すぎるRT-AC68Uネタがまだまだ続きます。
このルータにはAirStation(一応型番を記すと、WZR-HP-G300NH…結局最後まで覚えられなかった)と同じくUSBポートが付いていて、そのポートに接続したストレージやUSBプリンタをネットワークで共有できる機能があります。
ウチのプリンタは、前のインクジェット時代からネットワーク対応なので必要ありませんが、AirStationはそもそもこの機能を利用した簡易NAS機能目当てに購入した実績があります。
もちろん今はちゃんとしたNASドライブのLinkStationがあるので、簡易NAS機能は不要なのですが、試しにこのポートも使ってみることにしました。
USB3.0と2.0に対応したポートがそれぞれあるので、余っていたバスパワー接続のポータブルHDDと、4GBのUSBメモリを挿してみました。
 
ポートに接続すると、ルータUIにそれぞれ認識され、どのように使用するかを細かく設定できます。
FAT32とXFSにしか対応していなかったAirStationと違い、ASUSはNTFSにも対応します。
しかも繋いでから気づいたのですが、Mac OSでフォーマットした形式にも読み込みだけは対応していました。
まあもちろん、読み込み専用ではベンチマークも取れないためNTFSでフォーマットしましたが、UNIX辺りでしか認識できないXFS形式なんぞではなく、Windowsで読み書きできるNTFSに対応しているのは大変有難いことです。(FAT32のダメさ加減は以前も説明した通り、4GB以上のファイルが認識できないWindows9x時代の化石です)

NTFSフォーマットしたUSB2.0対応のHDDに、例のDiskベンチマークをかけてみました。
 
左が有線接続時で、右が無線Wi-Fiでの速度。
…ていうか、無線のスピードもさることながら、有線時がLinkStationの倍あるんですけど…しかも60MB/sってことはUSB2.0(480Mbps)のスループット理論値の上限じゃん。
価格もそれなりで安物に見えたこのポータブルHDD、意外にもセルフパワーのBUFFALO製外付けHDDよりも高速ってことか。
まあ今時の最新外付けHDDなら、BUFFALO製でも早いのかも知れんけど…なんかBUFFALO貶してばっかりコーナーになってしまったな。
ともかくも、無線接続でもLinkStaitonの1.5倍近いパフォーマンスなので、大容量ドライブを繋げばLinkStationの立つ瀬がない状態。
あまつさえUSB2.0対応でこれですから、3.0対応(6.9Gbpsだっけ?)ならさらに差が付く可能性も。

まあ何と言うか、結局のところストレージの移行ってかなりメンドイので、そう簡単にはNASの切り替えとか出来ませんが、時代の流れって早いよね、と実感せざるを得ません。
 
 
   1万円以下になぁ〜れ!

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