2011年 6月21日
| iOS5 & iCloud & Mac OSX 10.7 Lion
| よる |
| いろいろあって発表から時間が経ってしまいましたが・・・アップルの新作について一言。
iPhone5の発売が9月以降と例年より遅れるようで、そのツナギで早めに出るかと思ったのですが・・・結局これも9月リリースのようです。 多分iPhone5発売の1週間前くらいに、GoldenMasterがリリースされるまでは待たないと。 一応今回のフィーチャーとしては、@通知の強化(通知センター搭載)、Aタスクマネージャ強化、B無線アップデート/無線バックアップ/無線同期など。
@は、Androidぽくロック画面や通知バーに通知を固めて、リスト表示できるもの。 今までは最前面にポップアップしてきて、現在の操作を(ゲーム中でも)一旦停止させられる上に、「閉じる」を押してしまうと二度と通知してくれない仕様。 まあいろいろと不便な場面もあったこの機能を、使いやすくしてくれるみたいです。
Aは、画面の一番下に1行分だけで表示されていたタスクマネージャが、全画面でサムネイル表示になるというもの。 サムネイルはアイコンではなく画面イメージなので、例えばSafariとかだと読み込み中ページの表示とかもリアルタイムになるとか。 イメージとしては、OSXのExposeぽいカンジかな?
Bは、今まで出来なかったのが不思議な機能。 すべてにおいてPCとのUSB接続を必要としていた部分が、無線LANで可能になりました。 iOSのアップデートは今まで、フルサイズ数百MBを毎回DLする必要がありましたが、5以後は差分パッチ形式に。 無線バックアップは充電中にバックグラウンドで勝手に実施。 無線同期は、脱獄アプリにあった「WiFi Sync」とまったく同名同機能として搭載。(そもそもAppStoreに申請して却下されたアプリですが) アプリ作成者がアップルに登用されたとか、じゃなくて作者によるとなんの連絡もないそう。(・・・)
その他、細かいアップデートももちろんあると思いますが、Beta1を少し触ったカンジとしては、日本語入力画面の改善やお天気アプリの強化、写真アルバムをiPhone内で編集可能、ついにあらゆる着信音が変更可能、など良い改善が目に付きました。 が、マップはGoogle Maps 5.0のベクタ表示にはなってなくて、古いラスタデータのまま。 これはGoogleをやめるというウワサもあることだし、リリースまでには何か変化があるかも・・・
ウワサされていたiTunesのクラウド版とも言えるサービスが登場しました。 ただ単にコンテンツをクラウドに保存する、という訳ではなく、言わばiCloudがハブとなって、iPhoneやiPadやPCを常に同期させるイメージです。 なので、クラウドへのアップロードも勝手に行われ、各端末への同期も勝手に行われる、というようなカンジ。 また、iPhoneの場合は今までiTunesとの同期時に行なっていたバックアップを、iCloudに行なう形式にすることも可能。 その場合は、充電時にWiFi環境があれば自動で出来るらしいです。あら便利。
今まで、iPhoneで撮った写真をiPhotoに転送してそれをリサイズしてブログにアップロード、とかやってた内の、 iPhotoへの転送の部分が、USBとかなしに、勝手に出来るという訳ですかな。 まあリサイズしてブログにアップも勝手にやってくれればラクですけど(それはムリ)
アップルのクラウドサービスは、今まで失敗続きだったという指摘もある訳ですが、iCloudは結構いけてるサービスのような?
そして、そのiCloudにも対応し、さらなるUI改善を図ったMac OSが、Lionです。 Mac AppStoreとかはもう目新しくないですが、一番大きな改善点がトラックパッドのジェスチャー。 よりiOS的な操作が可能となるようです。 今でも既に、マウスよりもトラックパッドのほうが快適なレベルですが、さらに便利になるとなるとなかなか興味深い。
ExposeとSpacesが合体して、より使い勝手の良いデスクトップ環境になるようですし、楽しみですなあ。
いずれにせよ、この2OS & 1サービスがリリースされた暁には、今までとはかなり違った環境になるみたいで、 未だ発表されないiPhone5みたいなハード的要素よりも、より楽しみというか、近年にないUIの進化的な要素を目の当たりに出来そうで、 ワクワク感がハンパない状況です。
待ち遠しいねえ〜♪ | | | |
|