| ・・・最近のガンプラはよ〜出来とる。
なんだかふと思い立って、会社帰りにヨドバシでガンプラを買ってしまいました。 1/100のマスターグレードシリーズで、「ガンダムRX78-2 Ver.One Year War 0079」とやら言うヤツ。 よ〜するに、PS2で出たゲームのバージョンらしいです。 (MGシリーズだけでフツーの初代ガンダムは4つも出てるらしい)
いやあ、ガンプラなんて買うの、12〜3年振りちゃうかね。 ヨドバシへ行くようになってから、半年に1回くらいは売り場をウロウロしてましたが、買うまでには至ってませんでした。 なぜって、良く出来てるのは分かるけど・・・高い! 定価で3000〜4000円が当たり前になってきてる。
・・・とは言え、良く考えるとPCパーツやバイク部品やケータイ用品に平気で数万円出してることを思い出し、3000円のどこが高いのか良く分からなくなってきて、2日考えた結果、これを買っていました。 なんつーか、最近ウチに帰るとすることがなくて。 やっぱ、バイクがなくなって外出がなくなったので、手持ちの本を読み返すもすぐにそれも尽き、PCをいじるもさして目新しさもなく、アプリリアをいじる気力もなくてガレージも2ヶ月くらい近づかず、姉さんの仕事が忙しくて週末も自宅でゴロゴロする以外することがない身となっては、飲み会に参加するかなんかくらいしか思いつかず、ヒマを持て余してプラモでも作るかあ〜となるのはなぜか分かりませんが。
ちなみにこのガンプラ、対象年齢15歳以上となっております。 たしかに、昔のガンプラに比べたら値段が5倍になってるのも分かる気がする。 パーツの数が尋常じゃない。 数えてみたら、片腕だけで32個もの部品が使われており、はっきり言って1日では組みあがらず、2日かけてようやく仮組が終わりました。 (つーか、塗装する気なんかないので仮組じゃなくて完成?)
他のガンダムと違ってコアファイターこそ分離しませんが、ディテールも詳細でパーツの色分けも異常なほどで、あまつさえ関節の可動範囲が限りなく取られており、肘も膝もペタッと着くトコまで曲がるわけで、ご覧のようにビームサーベルも直接肩から抜けます。 胸のダクトのフィンまで1枚1枚可動するのはさすがにバカかと思ったが。
・・・たしかによう出来とりますが、仮にこれをちゃんと塗装しようと思ったとき、いろいろ粗というか問題点もありそうです。 パーツの分割も良く考えてあって、パーティングラインや継ぎ目が目立たなくはなっているものの、実際塗装するとなると継ぎ目消しは必須。 が、各部の装甲は基本的には内部メカに被せてからでないと接着できず、せっかく色ごとにパーツが分かれているのにマスキングをしなければなりません。 特に顔とか、顔面とヘルメットは別パーツで、面倒な目の下や顎の赤パーツがちゃんと分離できるのに、ヘルメットの継ぎ目を消すには顔面を組み込んでから出ないとダメ・・・とか、良く出来てるんだけど、塗装向きの分離方法じゃない・・・というような。 まあ初期の1/144HGシリーズのような、色プラ度は凄いんだけどランナーについている状態ですべての色パーツが合体しており、塗装するヒトには何のメリットもない・・・というほど酷いことはないのですが。(こんな説明じゃぜんぜん分からんぞ)
・・・まあそんなモデラー視点の評価はこの際どうでもいいのですが、苦労して組み上げた瞬間、だけでした。楽しかったのは。 なぜって完成してちょっと眺めたら、もう飽きちゃったんですもの。 さすがにガキじゃあるまいし、動かして遊ぶのもそない楽しい訳じゃないので、一通り眺めたら、もうすることがないのです。 わあスゴイって言っておしまい。 塗装したわけでもないし、改造したわけでもないし、ただ組んだだけのプラモってこれほどまでに魅力がないのか・・・とガックリしました。 これだったら店で展示品を眺めてるほうがよっぽど楽しいですわ。
う〜む、一時期のマイブームは復活しないもんなのね・・・別にそれでかまわんけど。 | チラッと見えるのはケイブンシャのガンダム大百科。小学生の頃からの愛読書です(バカ
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