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  2006年 5月 5日 
富士スピードウェイ
  明け方
  
予定がなくてヒマでヒマで仕方なかったこのゴールデンウィークですが、
3日の夜、いきなり連れからの電話で富士の樹海へ拉致られました。

去年新しく生まれ変わった、富士スピードウェイです。

5年ほど前にトヨタが経営権を握り、3年くらいサーキットを閉鎖しての大改修。
デザイナーはF1のバーレーンやマレーシア、トルコ、上海など、近年作られたサーキットをすべてデザインしている、ヘルマン・ティルケ氏。
とは言え、今回は改修なのでコースデザインはほとんど変わりないのですが、このヒトの優れたレース設備の充実度具合は、F1ドライバーはもとよりレース関係者にも大好評らしいです。
そのおかげでめでたく2007年のF1開催サーキットに選ばれたようなので、一応ひとめ見とかないとあかんと思い、はるばる行って参りました。

静岡の、しかも富士山の東側なので、関東からは余裕で近いですが、関西から来るとなるともう、それは旅。
鈴鹿のように近くに鉄道が走ってるわけでもないので、行くとするとクルマしかない。
バイクでは・・・東名高速の御殿場ICがそれほど遠くないとは言え、アグスタみたいなスーパースポーツで高速400kmを走破するのは地獄と言えよう・・・
ま、今回はヒトのクルマでの旅だったのですが。

10年近く前に1回、同じGT選手権を観に来たことがあるのですが、当時の設備とは当たり前ですがまるで違っていました。
当時は見所のストレートエンドのスタンドもただの草地、ピットも狭いし、コース内の移動をするための道はけもの道並。
うっそうと茂った木々を掻き分け、クマが出そうな森の中を歩かねばならなかったのですが、もうそれが一新。
鈴鹿以上に整ったトンネルや常設トイレなどの施設があり、ヘアピンからグランドスタンドへの地下通路にはなんとエスカレーター付き。
のどかな公園アンド散歩コースとも言える、超近代施設に生まれ変わってました。

しかもこのサーキットからは、日本の最高峰富士山がデカデカと望めるという、外国人のイメージどおりの情景がバックグラウンドを飾っています。
(残念ながら今回は曇ってて頂きが見えませんでしたが)

GT選手権第3戦のほうは・・・まあさしたる興味もないので置いとくとして(笑、コース自体はキレイで安全なのですが・・・面白みに欠けるデザインです。特徴と言えば1.5kmあるホームストレートくらいで、抜きどころはあるものの攻め甲斐はなさ気。
まあGT4でも「Fuji Speedway 2005」として走行できるのですが、旧コースと比べて多少マシになったくらいかな・・・
生で観た感想としては、ヘアピン前の100Rとかをエスケープゾーン部分もコースに使って、すり鉢状のオーバルっぽくしたほうが楽しそうなのに・・・ていうくらいですか。
GTならともかく、F1ではやはり抜きどころは多くなさそうなカンジです。

ちなみにどーでもいいのですが、件のレースのチケットは持たずに来たのですが、入場ゲートが10年前と同じで駐車場の外にあるので、連れのチケットだけで入場できてしまい、6000円もするはずなのにタダ観にしてしまいました(笑
そう言えば10年前も、クルマの後部座席に隠れてたら入れそう、とか考えたのを思い出しました。
別に不正をしようと思ったわけじゃなくて、ちゃんと助手席に座ってたのに気づかなかったようです。
クルマを留めて落ち着いてから中のゲートでチケット買おうとウロウロしたのですが・・・既に入場していることに気づき、もはやどうしようもなかったというわけで。
来年のF1までには少し対策を考えたほうがいいんじゃないか・・・と老婆心ながら思ってしまう甘さが、相変わらず富士には存在してました。

   こういうネタは誰もいじってくれへんな
 りろに〜ぷ  イジラレた!

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