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  2003年12月28日 
カンドーした
  よる
取り溜めしてたNHKBSのアニメ、プラネテスをいっぺんに見ました。

DS-12の乗組員であるメインの4人以外のレギュラーキャストは原作(マンガ)にほとんどいなかったのですが、
さすがにアニメとなると多少話を複雑にするための大幅増員が図られています。
初めの数話は原作とも無関係な上に伏線もなさそうな、クダラン話が多かったのですが、
7話辺りから結構いいカンジの話が続いてます。
原作に登場しないキャラが多いので、出てこないストーリーも多数あるのですが、
いかにもプラネテスな味が出ていて、面白いです。

しかも第10話は原作の1話のストーリーですが、演出がとてもすばらしくて、大変カンドーしました。
劇場版でも見てるかのような凝った演出ぶりです。

そもそもこのアニメは、2070年代というかなりの近未来で、且つ現実にあり得る状況を追った話で、
はっきり言って「スペースデブリ(宇宙ゴミ)を拾う」という地味な話なのですが、
そこらへんが巷のクダランSFアニメと違うリアリティがあって、いいのです。
「宇宙空間では音はしない」という、分かっちゃいるけど、
アニメという関係上、そういうわけにはいかんだろ、というような演出でさえ、
忠実にリアリティを持たせています。(銀英伝だって音鳴ってたし、ハリウッド系SFも怪しいもんだ)

原作のストーリー的には、後半特に「辛気臭く」なるのですが、
元々派手なアクションも展開もほとんどないため、多少そうなってくるのはしょうがないかと。
まあ、おそらくアニメはさすがにそういう方向性にはしないでしょうが。

なんて言うか、2001年のクラークみたいな壮大さでもなし、ファンタジー出身作者的な非現実性でもなし、
いかにもプチ理系日本人の考えたような、地味さ加減がツボにはまる心地良さで。

(自分がプチ理系日本人だと思ってる)

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