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  2003年 9月24日 
ブレーキメンテをするつもりで・・・
  ひる
  
例の、アグスタF4の中でお気に入りじゃない部品の一つ、
NISSIN製のFブレーキシステム。
すでにマスターシリンダーについては、去年brembo製のレーシングラジアルに変更済みですが、それだけでは望むとおりの動作をしてくれない。となるとキャリパーもbremboに・・・となるわけですが、前に書いたように、こっちはそう簡単にはいかないのです。

マスターシリンダーはハンドル径さえ合えば、あとは周りのクリアランスだけの問題で、どうにかなったわけですが、キャリパー周りは完全に専用設計。「専用設計」とは響きが良く聞こえますが、実は「汎用品がつかない」と同義なわけです。
現に、キャリパーの取り付けピッチは約75mm・・・現存するあらゆるキャリパーとピッチが異なります。bremboベースなら過去は40mmや90mm、最近は65mm、ラジアルなら108mmという基本があって、他のメーカーNISSINやTOKICO、APなどもそれに合わせているのが現状です。
基本的に世に出ている後付の「キャリパーサポート」というのは、40mmを65mmに・・・などの汎用ベースの変更キットなのです。

ところが専用設計75mmピッチ、これに合うキャリパーは当のNISSINすらアグスタ用のものしか作ってません。
そのままではアフターパーツに換える手立てがないのです。
イタ車なんだからハナっからbremboにしとけば、誰もが幸せになれたのに・・・と思うのですが・・・このデザイナーの考えることはよく判りません。まったく。

というわけで、キャリパーサポートのワンオフ、引いてはインナーディスクローターすらワンオフせねば、キャリパーの変更はかなわない状況で、とりあえずの最終手段として現状のまま、徹底メンテをすることにしました。
ピストンの揉み出しくらいなら今までも何度かやってましたが、3日もすると元に戻るという情けないヤツで、今回はより本格的にピストンの洗浄とフリクションロスを減らそうという目論見です。
ていうか、タイミングよく出た「モトメンテナンスINDEX」の6号の特集がこれで、そこで紹介されていたお奨めケミカルが、このCCIのMR-20メタルラバーでした。

何でもスズキの純正部品として手に入るということで、工場長に頼んどいたら、2日後にあっさりと入荷されました。
いやあ、国産の部品は供給早いわ・・・

で、今日早速徹底メンテを・・・と思ったのですが朝から雨。
土砂降り。
屋根はあるんだから雨でも問題はないのですが、どうも雨だとやる気が・・・。いや、晴天でも出かけたくなるので、アレですけど・・・


純正価格=税込み1570円でした

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