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2014年 9月13日　 【iPhone】MVNO考察 　　ゆうがた 今回、アップルは新型iPhone6シリーズのSIMフリー版を、当初から国内発売するようです。 昨年のiPhone5SはキャリアのSIMロック版発売から少し遅れて出ましたが、その前の5以前はそもそも国内でSIMフリー版が公に発売されていませんでした。 SIMロック版もSIMフリー版も同時発売ということで、発売日に手に入れたい輩も選択の余地が増えることになります。 となれば、大手キャリアに縛られていた状態から、MVNOが一気に日の目を浴びることに。 もちろんMVNOを選ぶからには、現在よりもイニシャル/ランニングコストがトータルで安くならないと意味がありません。 現在、ボクはSoftbank Mobileでホワイトプラン、パケットし放題フラット for 4G LTEで契約していて、月々約5000円となっています。 （端末代金は一括清算、通話料は別、有料オプションは留守電サービスのみ） 2年前にiPhone4Sを約2万円で下取りに出したことで、毎月1000円ほど引かれて約4000円でしたが、7月に終了して元に戻っています。 が、下取りを考慮に入れるとややこしいので、初めから5000円だということにしときましょう。 iPhone5Sの一括価格は88200円だったので、この1年間のトータルコストは148200円（税込）ということになります。 今回のiPhone6 Plus 128GBを例に考察すると、まず端末代が上がってしまいます。 SIMロック版(Softbank)で99360円（税込）、SIMフリー版で107784円（税込）！（自分も時々忘れるが、Apple Storeの価格表示は税抜きなので注意） とすると、SIMロック版＋Softbankの運用を続けるなら、今回は159360円、約16万円弱となります。 （※当初の発表ではSoftbank版は104880円（税込）でしたが、auの価格発表後修正してきたようですw） で、こっからが本題ですが、つまりMVNOで運用するなら、SIMフリー版の端末代（107784円）をSBのトータルコストから引いた、年間51576円より安ければ良いということに。 もちろん、ちょっとの差しかないのであれば、わざわざ切替えるつもりもないですが、大きく差が開けば考慮の余地が出てきます。 で、この辺のサイトでMVNOキャリア比較をしていたので参考にしてみました。 ちなみに、MVNOキャリアには参考ページの通りいろいろと選択肢がありますが、まずプランが大きく2つに分かれます。 データプランのみか、音声プラン付きかです。 自分としてはケータイ2台持ちをしている訳でもないので、データプランのみは選択肢から外れます。 （050番号でのIP電話サービスについては、別途考察することとする） データプランのみで運用できる人は、当然ながら大手プランよりもかなり安く、且つ契約期間の縛りもほとんどなく魅力的な選択肢です。 で、音声プラン付きの中から選ぶとして、次に重要なのがデータ通信の容量制限です。 現在、Softbankのパケットし放題は月7GB制限で、それを超えると128kbpsに速度制限されます。 大手キャリアのデータプランでは7GBまでの1種類しかなかったりしますが、MVNOならば1GB/3GB/5GB/7GBのように段階的にいくつかプランがあるところもあります。 （中には月々ではなく日ごとの計算のところもあるし、最近は大手も細かいプラン設定があったりしますがそれはまた次回） 自分の現在のデータ通信使用状況としては、毎月3〜5GBくらいのようで、7GBも使用することはまずありません。 ホントにデータ通信を使用しない人向けの1GB制限だと、結構安くであるのですが、3GB以上となると劇的に安くはありません。（むしろ高くなるところも） その中で、唯一安くなりそうなのがU-mobileでした。 月3GBで1980円、5GBで3380円、7GBで4580円（全て税抜）です。 これに留守電サービスを付けて税込にすると、それぞれ2462円、3974円、5270円となります。 年間に直すと、それぞれ29544円、47688円、63240円となり、3GBプランと5GBプランはめでたくSoftbankよりも安くなります。 つまり、現行とまったく同レベルのサービスレベルを維持しようとすると、逆に高くなってしまうので、ある程度レベルを下げるしかありません。 通信量3GBでは心もとないので、5GBプランを考えると、年間のコスト差は-3800円と言ったところです。（但し1年目は初期費用＋MNP転入料で6000円（税抜）かかる） 今のところはこんなカンジで、サービスレベルを下げても圧倒的に安くなる状態ではなく、それほどお得感がありません。 （MMSキャリアメールがなくなるとか、MVNO元の通信網がフルに使用できないとか、他にも制限がある） 先ほど注釈を入れた、IP電話でのデータプランのみ運用も含めて、更に突き詰めたお得なMVNOプランの考察については、次回とします。

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