2003年 3月25日
| またまた技術情報をば
| あさ |
ZanozaModelerでのGP4用マシンデータ作成ですが、 テクスチャマッピングの不具合のナゾが少し解けて進展しました。
元々のTOYOTAのマシンデータについてたテクスチャファイル(Targaデータ)を使ってる分には、問題なくマッピング出来てましたが、 ちょっといい加減なデータだったので新たに作り直したんです。 そしたら、モデラ上ではちゃんと表示されるにもかかわらず、 ゲーム上でレンダリングするとまるっきり真っ白なマシンになってしまう。 最初はUVマップ情報が狂ったのかとか色々悩まされましたが、 やっぱり原因はテクスチャデータのほうの模様。
Targaデータなんて扱ったことがなかったので、ファイル形式の特徴がまるで分かりません。 他のファイルを見てると、どうやらRGB各色8ビット+アルファ情報8ビットを持てる形式で、RLE圧縮も可能。 少なくともGP4ではこいつしか読めないようです。 どうにかして正常なTGAファイルを作るところから始めなければ。 腐れフォトショップのバグのせいで遠回りさせられたりしたけど、何とかなると思う。
続いてポリゴンのほうですが、形状はだいぶ出来てきたんですが、どうもファイルサイズが増加気味。 元のファイルからするとGP4用データにエキスポートした状態で70KBも増えちまいました。 パーツを増やしたのが直接の原因ですが、データは軽いほうがゲームにはいいのは言うまでもない。
そこで使い慣れないZModelerを駆使して、どうにか重なった頂点をマージできないか考えました。 形状を変更した箇所で余った頂点を、とりあえず他の頂点と同じ座標に置いてごまかしてたんです。 当然、頂点情報がムダに存在すればサイズも増えるし、ポリゴンの面と面に隙間が出来たりして、いいことは何もない。
しかしLightwaveなどにはある(と思う)頂点のマージというツールがついてない。 そこで使い方を理解してないツールを片っ端から試してみました。 そしたらその中に、頂点を3つ選択してそこを面で埋めるツールを発見しました。 で、ちょっとメンドイですが、余った頂点につながってる面を一旦削除して、 面を貼りなおすことにしました。 そうやってるうちに、なんと自分でいじってない場所にも、たくさんの重複頂点があるのを発見・・・ このデータ作ったヤツはホントにヘボやな。 とにかく気づいた重複頂点をバシバシ消しまくって、面の割れを修正。 そうしていったん保存してファイルサイズを確認すると・・・
なんと! 10KBも減量に成功!
すごい、もっとやろう。 現在220KB、目標は200KB以内です。
| 画像で説明せんかい
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