2003年 8月28日
| タイヤ交換予定
| よる |
| 私はどっちかっていうと、ダンロップ党です。 2月のタイヤ交換から半年、約7000km走行で早くもスリップサインが出ました。 しかもなぜかフロントの方から早く減る。 確かにリヤは190/50ZR17という極太タイヤなので、 標準的な120/65のフロントよりは耐久性がありそうだが、 街乗り主体なバイクだとセンター部分ばかり減るので、やっぱりリヤからのはずなのだが。
ま、それはともかく、減ったタイヤでは峠を攻めることは出来ないので、 18000kmを超えてまだ頑張っているチェーンとスプロケはとりあえず置いといて タイヤ交換することにしました。 同時に換えるのが理想だが、部品代だけで10万近くなるし。
通勤にも使う(てかそれがメイン)マルチパーパスなアグスタとしては、 レース用ハイグリップというわけにはいかず、スポーツタイヤが適度に楽しめる。 しかし現在のダンロップD208のパフォーマンスは十分だったが、 予想以上の減りに他のメーカーのスポーツタイヤも考えてみることにした。
まず純正で履いてたイタリア・ピレリ。 当時は「ドラゴン」という名の全然減らない&グリップしないヤツだったが、 こっちも「ディアブロ」に進化していた。 しかしアプリリア、アグスタと2代続けて純正で、且つフィーリングサイテーだったので、 進化系といえどもどうもピレリには良い印象がない。
次はフランス・ミシュラン。こっちはレース用「パイロットレース」の進化が目覚しいが、 スポーツグリップの「パイロットスポーツ」はだいぶ前から変わってない模様。 それにミシュランは全体的に耐久性はあるものの、暖まらないとグリップしない構造重視型で、 冬場や雨天時は結構気を使うらしい。
更にはドイツ・メッツラー。レース用「レンシュポルト」とスポーツ用「スポルテックM1」がある。 このスポルテックM1、結構ちまたでは人気が高いらしい。 ミシュランと同じく構造型と思われるが、冷寒時の初期グリップも良く、レイン性能も高いようだ。 しかも耐久性もかなりある模様。悪いことなしのメッツラーに思えるが、 問題は身近に実績がない。履いてるヒトがいない。 自分が人柱になるのもいいのだが、高いタイヤで冒険して合わないと最悪なので、 やっぱりこの辺に限っては堅実が良いと思われる。
で、バイク屋でどのメーカーがお勧めか聞いてみると、全員がブリジストン! とにかくグリップはすごいらしい。 こっちはコンパウンド、すなわちトレッド表面のゴムでグリップを稼ぐタイプで、 初期から強烈な「吸い付く」グリップを発揮する。 スポーツタイヤの「BT-012SS」をビューエルに履かせるメカニックの話では、 「かなりいいですよ」 らしいので、ちょっとグラっときた。 しかし、そのバイクのタイヤを見ると、 確か5月くらいに交換したばかりなのに、早くもかなり減っている。 おそらく3000kmくらいの走行だと思われるが、減りはダンロップより早そう。 うーむ、これ以上減りが早いのは困るなあ。
とか色々考えてみましたが、やっぱり私はダンロップ党。 ポリシーもあるし、イタ車にブリジストンは合わん気がするし(見た目的に) 結局ダンロップの新型を注文した。 今年の春先にD208は「D208TypeG」に進化。 レイン性能、耐久性はそのままにドライグリップが向上したらしい。 ホントに耐久性がそのままかは未知数だが、グリップの向上はやはり嬉しい。
しかし問題がひとつ。フロントのサイズがないのだ。 120/65というのは結構17インチの中では少ないほうで、120/70がフツーなサイズ。 おかげでD208にはあったサイズがTypeGでは未設定なのだ。 しかし65と70の違いはタイヤウォールの高さ、および外経だが、 その外経で70のほうが約1.4cm大きい。 それくらいならなんとか、フェンダーに当たらない ギリギリのクリアランスが取れそうなので、サイズを変えることにした。 リヤはデフォルトで190/50か180/55かを選択でき、TypeGにも設定があるのだが、 フロントプロファイルとともにリヤもサイズ変更してしまうと、 フィーリングが変わりすぎて訳判らなくなるかも知れないので、 リヤは元と同じ190/50にした。
さてさて、どうなるか楽しみだわい。 |
|