| 結局一昨日の日記を書いた後、雨も小雨になってたので、Fブレーキキャリパーのメンテをしました。 ZCOOのパッドはまだ全然残ってるので、今回は換える必要なし。 フルードのエア抜きが不完全なのかも・・・と思って、ピストンも抜いての徹底オーバーホールも考えつつ、デイトナのDOT4フルードも買ってきましたが、メンドくさくて今回はやめました(笑。 ピストン揉み出しをしてタッチがカチッとするってことは、エア噛みとは違う気がするし。
で、今回やるのはキャリパーピストンの洗浄と磨き出し、とグリスアップです。キャリパーからパッドを外して、ブレーキレバーを何回か握ってみると、ピストンがせり出してきます。 しかし最初のうちは右上の大ピストン1個だけしか出てきません。 そこでまず右大ピストンの汚れをクリーナーで除去、次に「ピカール」などの金属磨きを使い、ピカピカにします。 ウチにピカールがなかったので代替品を探してたら、昔買ったワコーズの「メタルコンパウンド」を発見。おお、こっちの方がいいぜ。
次に綺麗にした右大を指で押さえてレバーを握ると、左大ピストンがせり出してきました。こっちも同様に洗浄・磨き出し。 次は左右大ピストンの間に、レンチのソケットなどをかましてレバーを握る。・・・→中ピストンが出てきました。それも洗浄。 そうやって全部のピストンをせり出させて磨いてピカピカに。
最後に購入したばかりのスペシャルケミカル、「CCIメタルラバー」をピストンの摺動部に吹く。これで全部のピストンが均等にせり出して・・・来ません(泣。 何回磨いても、メタルラバーを吹き付けても、右下の小ピストンが出てこないのです。 もちろん、他のピストンをすべて押さえつけてレバーを握れば出てくるので、固着してるのとは違うのですが、フリーにした状態ではこれ1個だけいつまでも出てこないのです。
・・・う〜む・・・考えられる理由としては、 ●フルードの通路にスラッジが溜まって狭くなっている ●ピストンのゴムシールが痛んで変形している くらいでしょうか。
あ〜そういえばこのピストン、昔揉み出ししたときに勢いあまって抜けちゃったことがあったな〜(笑。 そのときの戻し方が悪かったのかも。 まあそうは言っても、それ以前から調子は悪いので、コレがタッチの悪さの直接原因ではないと思うが。
・・・ちなみに左側のキャリパーはこんな問題もなく、洗浄・磨き出し後には、すべてのピストンが均等に出るようになりました。 そしてレバータッチも元のストロークの小さい、硬いタッチに。 今までの揉み出しだけでは、これも1週間と続きませんでしたが、果たして今回はどうでしょうか。 | この右下ピストンがほとんど動こうとしませんのです。ハイ。
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