2005年10月23日
| 21年振り無敗の三冠馬誕生！
| ゆうがた |
 | 単勝1番人気で、なんと1.0倍。
まったくの無配当状態。
そもそも誰も払い戻さないと思うが。
その京都競馬場の観衆は13万人。
なにせ、シンボリルドルフ以来の無敗の三冠がかかったレースなのだ。
ディープインパクトは強い。強すぎる。
結局この菊花賞を勝って、ゼッケンと同じ無敗の7連勝となった。
まあ確かに、ライバルが居ないというのはあるだろう。
このところのハリウッド映画名ブームで付けられたと思われる、安直な馬名で、
せいぜい1000万下くらいで細々やってる馬はたくさんいるというのに、
コイツはちょっとやりすぎだ。
名前もイイ。
ディープインパクト。大衝撃。まさに大衝撃を与えた馬となった。
元々の映画は、ロードオブザリングで有名になった、イライジャ・ウッドが主役のSF映画で、
巨大な彗星が地球激突コースに乗り、大災害を引き起こすという、よくあるパニックモノなのだが、
細かい科学考証が正確で、有名なアルマゲドンに比べたら100倍はウソがない映画。
（ていうかアルマゲドンが無茶苦茶）
というカンジで元々好きな映画だったので、皐月賞を勝ったときからファンだった。
しかし無敗と言わずしても、3歳クラシックを三冠と言うのは、そう簡単に出来ることではない。
ディープの前の三冠馬だって、11年前のナリタブライアンまで遡るのだ。
それをデビューから無敗というのはフツーは出来ないよ・・・
たとえ新馬戦から武豊が乗ってたとしても。
ちなみにもうひとつ、今年はディープインパクトが話題になった。
NASAが打ち上げた彗星探査機ディープインパクトが、テンペル第一彗星に銅の弾丸を撃ち込んだのだ。
彗星に対して人工物をぶつけたことは今までなく、彗星の組成を知る重要な実験となった。
もちろんこの名前は映画から取ったものであろうが、それにしても今年はディープインパクトの年だった。 |
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