2020年12月27日
| 【eSports】IPeS2020シーズン最終結果
| よる |
| 少し前ですが12/13、今シーズンの最終戦が終わりましたのでご報告です。
インタープロトeシリーズ 2020シーズンの全9戦が終わりました。 ホントなら11月の第8戦が最終戦だったはずですが、1か月ずれ込んだのは現実のレースと同じく、コロナ禍による開幕の遅れ・・・のせいではなく。 実際は、開幕戦が通信状況(ラグ)の問題により戦績がチャラとなったため、1戦増やして当初の計画どおり実質8戦で争われることになったためです。 それはともかく結果として、kotora選手は年間ランキング10位!! 凄くないスか!?
昨年は一度もファイナルステージ(予備予選上位者のみの決勝)に進めず、3位までならポイント獲得できるセカンドステージでも1ポイントも取れなかった訳ですが、 今年はなんと開幕戦を除く8戦中、6戦でファイナルステージ進出。(昨年よりルールが緩和されたこともあるが) セカンドステージだった2戦の内1戦はポイントフィニッシュしたので、ノーポイントはわずか1戦だけ。 結果的に、総合ポイント68点を獲得してランキング10位となりました。
ランキング10位以内のうち7名はリアルレーサー。(プロ・アマレーサー5名+小学生レーサー2名) すなわちリアルレーサーを除くと、自分より上位のeレーサーはわずか2名で、自分が3番目タイということです。
・・・まあ我ながら凄いことだなとは思うものの、明らかに昨年より上達したと言えるのはラップタイムくらいで、スタビリティ(安定性)という意味ではまだまだでした。 8戦中、(細かいミスは除いたとして)スピンとかの致命的ミスをしないで走り切れたのは、思い出す限りセカンドステージで優勝した第5戦くらい。 惜しかった第7戦(最終ラップの最終コーナー曲がったところまではミスなく走ってきたのに、コーナー立ち上がりでスピンしていたクルマが不意に動き出して接触した。富士スピードウェイは最終コーナー曲がり切るまで先が見えないので避けようがない)を除いても、残り6戦はなんらかのスピンまたは接触事故がありました。 厳密には昨年とはコースMODもマシンMODも変更になっているため、ラップタイムの向上自体も参考値に過ぎません。(トップタイムには少し近づきましたが)
それでも、今年序盤のリアルレースがコロナ禍でことごとく開幕延期となったために、昨年にも増してリアルレーサーが参加していた割にはマシな成績じゃないでしょうか。 おそらく来年も開催されるだろうとは思うので、また参加してさらなる成績向上を狙っていきたいところです。
話は少し変わりますが、コックピットのコントローラを1個更新しました。 いわゆるボタンボックスってヤツですが、これまで使っていた自作ボタンボックス(ケースが自前デザインの3Dプリンタ製で、制御基板がArduino)がちょっとチープ過ぎて、 ボタンの押し心地もイマイチな上、ダイヤルスイッチもArduinoのプログラミングが下手でチャタリングが直せず動作不良状態で、結局あまり使ってなかったのですが、 (ハンドルのボタンでなんとか賄ってた)ネット検索中に良さ気なものを発見しました。 StreamDeckという、ボタンに液晶が内蔵されたボタンボックスです。 ゲームのライブ配信とかで、カメラやマイクの切り替えをしたり、PhotoShopなんかのクリエイターツールでショートカットを登録したりなどに使用されてるものらしいですが、 自分にはどう見てもSIMレース用のボタンボックスにしか見えなかった。 実際、最近のGT3とかの実車でも、さすがに液晶までは搭載していないがボタンが発光して見やすくなってるサイドパネルとかがあるし、ほぼイメージとしてはそっち。 ようするに、液晶に機能をアイコンや文字で表示できるので、その時々の状況に合わせてボタン表示が変わるため便利というシロモノです。 ゲームによって表示アイコンや機能を自動切り替えできるので、どう考えてもライブ配信とかじゃなくてウリはこっちだろう?
それだったら、スマホ的な画面にボタン表示できる無料アプリでも十分では? と思う輩もいるかも知れないが、それではダメなのです。物理ボタンじゃないと。 レース中とかは念入りにボタンを眺めて注意深くタッチする、なんて操作してるヒマはないので、クリック感がないと押したかどうかが分からないから。 最近の実車でもナビとかが大画面タッチパネル液晶になってるものが多いですが、あの手のも同様でしょう?(そもそも走行中はロックされたりするし)
StreamDeckの価格は6ボタンのが13000円、15ボタンが18000円(あと32ボタンのもある)と少し高いのですが、どうしても試したくなったので15ボタンのを買ってみました。 (正確には溜まっていたAmazonポイントで買ったので、実際払ったのは8円だけですw) 尚、同様のことを考える人はもちろん世界中にいて、既にAssetto Corsa Competizione用のプロファイルが無料公開されていたので、試しにそれを導入してみると、 うん、素晴らしい。 実車同様、ボタンボックスでイグニッションON、スターターでのエンジン点火、ワイパー稼働とか一通りできました。 自分は走行中にABSやTCの設定変えたりはほぼしない(出来ない)ので(せいぜいブレーキバランスくらい)、この辺は裏画面にでも回して、 トップ画面にはもっと頻度の高いボタンを配置するかな。 そう、このStreamDeck、「フォルダ」という概念があるおかげで、物理ボタンが15個しかなくても複数のボタン配置を瞬時に切り替えられる凄いヤツなのです。 しかもマクロが組めるので1アクションで複数コマンドが打てる。(残念ながら条件分岐とかはないので、プログラミング的なことはできないが) これまで、キーボード入力をコントローラボタンに割り当てできる「JoyToKey」という有料アプリを使って、ある程度近いことができてましたが、 StreamDeckがあったらJoyToKey要らなくなるね・・・
ただStreamDeck本体は(まあ想定されている用途が違うこともあり)コックピットに固定できるようなネジ穴がない。 角度調整ができるスタンドは付属してるけどこれではダメなので、StreamDeckをすっぽり包んでネジ固定できるボタンボックスボックスをCADで設計して、 3Dプリンタで印刷しました。 設計サイズの間違いもなく寸法はピッタリで、元のボタンボックス用のステーに固定できました。 これでバッチリ、レース走行中も操作できます。 さらに、最近始めたマイクロソフト・フライトシミュレータ(最新アップデートでついにVR対応)でも活躍すること間違いなし。 | | | |
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